僕の入院生活が始まった。
本当は学校に行きたいのに、入院することになった。
入院生活は暇で暇で仕方がない。
入院する機関が長いから、僕は院内学級というところに通うことになった。病院の中にある学校…と言った所かな
もちろん、楽しいよ。楽しいんだけど……
何かが足りない。
そうだ、病院に友達がいないからだ。
友達のお陰で、僕は笑える。
友達が居なかったらこんなに笑えなかったと思う。
友達は嬉しそうにもう一度聞き返した。
あっという間に手術の日。
僕は昨日もらった折り鶴を撫でると、麻酔薬を飲んだ。ちなみに麻酔薬は透明な液体で、苦かった。
あの苦さは今でも覚えている。
手術室に入るとすぐ、僕の意識は途切れた。
みんなが教室で笑っている。
楽しそう…僕も混ざりたいな
…あれ?
友達は、1人で本を読んでいる。
他の人と話でもすれば良いのに……
でも…なんか嬉しいな
僕を本当に友達だと思ってくれているような気がして。
独り言だろう。
でも、僕には丸聞こえだ。
病院のベットだ。
どうやら無事に手術は終わったらしい。
僕はほっと一安心。
僕はまた、折り鶴を撫でた。
ちょっと不恰好だけど、頑張って折ったのが伝わってくる。
あの時の会話が蘇る。
僕はまりょに折り紙を渡した。
もちろん、立体のね
手術の間に夢?で見てしまったのは黙っておこう…
それから、僕達の絆はさらに深まった。
僕達は今も、これからもずっと仲良しだ。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!