ねぇ知ってる?
実は瑞҈̨͎̮͖̍̑͐͞奈҈̒͑̎̋̅̕͢ってね……
あの日以来、瑞奈とは口を聞いていない。
いや、お互いになんとなく距離を置いている。
昔からそうだ。
私は口が綿のように軽い。
あの時の罪悪感がずっとついてきて離れない。
あれから瑞奈らしき人物は見ていない。
どこかに引っ越したのかな?
多分もう会うことは無いんだろうな……
らては私の幼なじみだ。家も近いし仲が良い。
らては私を見るなり教室の扉までやってきた。
菜那さん、中学校も同じ…だった気がする。
瑞奈はいつも笑っていて、私とも仲が良かった。
まぁ、今の関係は察して欲しい。
瑞奈の秘密……私と、瑞奈だけの約束だった。
……バラしちゃったんだけどね、その秘密
瑞奈はああ見えて頭が良い。
いや、頭が良いどころじゃない。
瑞奈は本物の………
頭が良いからこそ、道化を演じるのかもしれない。
いつも笑っているのも、本当の自分を隠すためなんじゃないかな?
とある本を読んでから、私はそう考えるようになった。
…また、仲良くしたいな
最近、あの二人が仲良くしているのを見る。
菜那さんがボケ役で、らてがツッコミ役。
なんだろうな…この感じ
……心に穴が空いたみたい












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。