学校にて
サラが自分の小指を見せる
そーだ、今日進路相談あるんだったな
まぁもう自分の進路決まってるしな
一人で理科の勉強をしていた時のことでした
バリンッ
突然部屋の窓が割れ、振り返ると
絶対この気味が悪い生物は最近テレビでよく見るやつじゃ…?
絶対に逃げなきゃやばい
なのに足が動かない
叫びたいのに声も出ない
ドンッ
鈍い音が聞こえた
なのに不思議と痛みが来ない
あなたの一人称私は気を失った
気が付けば公園に居た
記憶が曖昧だがマスクをつけたひとに助けられた
あの人は特殊部隊か何かなのかな
サラはあなたの一人称のことを大事に思ってくれる
気を付けなきゃな











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!