女子たちが女子会をしている一方で…
男2人夜の「ネオ東京」の街を歩く。共にいきなり追い出された身であるためどうしようか悩みながらただ歩いていた。
しばらく歩くとKINGの足が止まる。
キングが指さした裏路地は明らか暗く何かが出そうだった。
並んで歩いていくとスっと晴翔にKINGが耳打ちをする。
気配をしっかり探るとぼんやりだがついてきている人影が感じ取れた。
ゆっくりと裏路地の奥へ行き、振り返る。
振り返ると誰もいない
横にたっていたビルの上からストンッと降りてきた。
紫耀がぷくっと顔をわざとらしく膨らませるとKINGが「はぁ〜、」と眉間をつまむ
3人の足元がいきなり光る。
紫耀がニコッと笑う。
ふっと3人の姿が「ネオ東京」から消える。
気がつくとどこかの一室に飛ばされていた。
といい扉を開け少し廊下を歩く。とてもダンジョンとは思えないぐらい綺麗でまるで城の廊下を歩いているようだった。
ひとつの部屋の前で紫耀が足を止める
キィ…と扉を開けるとたくさんのご馳走やお酒が大きな机の上に並んでいた。
紫耀は席につこうとする体の動きを止める。
紫耀は思わず笑いだした。
皆が席につき、ローランがグラスに水をいれる。
そんなことをしているとローランが水を全てのグラスにつぎ終わる
紫耀がローランに目寄せをする
ローランが部屋を出てドアを閉めた瞬間、殺気の混じった空気が漂った。晴翔は冷や汗をかく。
KINGの手が止まり、しかめっ面になる。
KINGは深く考え込み、晴翔はゲームの設定画面から「お知らせ」をみる。
沈黙が少し続くと紫耀が手を大きく叩く。その衝撃波のような音は部屋中に広がる。
紫耀はそれぞれの前にあるグラスを指でつつくとビールになった。
と紫耀はビールをとりひとくち飲む
KINGが横目に見ると晴翔が目の前のビールにオドオドしていた。
ちらっと紫耀を見る
紫耀が立ち上がりグラスを手に取り手のひらに乗せる。もう片手をグラスの上に置き、魔力を込めると両手の手のひらに魔法陣が浮かび手のひらを離すとグラスが浮いた。中身もビールではなくジンジャエールへと変わっていった。
グラスを手に取りキラキラと輝く目をしている晴翔に机に肘を置く紫耀は語り始める。
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。