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第6話

マルコ【番外編!!!】
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2021/04/01 01:27
〜夕食時〜   














-あなたside-















あなた「あぁぁ〜今日も疲れたぁ〜」

と私は大きく背伸びをする。

マ『そうだねw今日も疲れたね。』

彼は私の分の夕食を持って隣に座る。

「ありがとぉぉ!!!」

『立体機動の訓練は足腰が痛くなるよ。』

「マルコォ!!!おじぃちゃんじゃんw」

『そんなぁ...w』

こんな何気ない会話をマルコとするのが私の唯一の楽しみだっ

た。


















カンカンカンカン

夕食の終わりを知らせる鐘が鳴る。

「あ、もーそんな時間...やだああああ。」

『あははwまた明日ね!!!あなた』

「うん...泣」

彼がジャンと2人で部屋を出る。


















-マルコside-












今日も彼女の夕食を持って話しかけに行く。

僕らは付き合ってるわけじゃない。

何時からかこうして2人で話しながら夕食を食べるのが日課にな

った



















今日も彼女と何気ない会話をする。

あぁいつまでこんな幸せな時間が続けられるんだろう。

今日も彼女と別れの合図がなる。

ジャンがこっちに来る。

彼女と別れの挨拶をし、部屋に戻る。



















ジ「お〜い、また彼女ちゃんとラブラブしてんのかぁ〜??」

マ『そ、そんなことないよ!!!それにまだ彼女じゃ...な...

い。』

「さっさと好きだ〜とか付き合ってくれ〜とか言えよw」

『言えるわけないじゃないか。』

彼女の方に目をやると悲しい顔をしながら皿を片付けていた。

『あいつもお前に気があるんじゃねぇーの??』

『だってお前と別れてあんなに悲しそうな顔してんだぜw』

「んん...」

























この後彼女から告白されるのはまた別の話。

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