ヒョンが帰る前に1つ約束をした。
毎月1日
2人で一緒に過ごす日を作ろう。
僕たちが想い合っている間は
そうゆう日があってもいいでしょって
僕が言ったんだ。
それにはヒョンも納得してくれて
1日は仕事があってもOFFでも
一緒に過ごすって決めたんだ。
それ以外の日はいつも通り兄弟。
メンバーのJUNGKOOKとVだ。
僕がそうゆう約束をしたのは、
ヒョンを手放したくなかったから。
今テヒョニヒョンを手放したら
違う人の元に行ってしまいそうで
怖かったんだ。
ただの僕の気休めかもしれないけど、
それでもいいから
僕の近くにヒョンを置いておきたかった。
明日は仕事がある。
朝マネヒョンが迎えに来るし、
寝ないとならないのに
ヒョンが帰ったあとから
僕は抜け殻みたいになって
何もやる気が起きなかった。
試しにVliveでもやろうかなって思ったけど
やる気がないのにやったって
ARMYに心配掛けてしまうだけだから、
ARMYには元気な僕を見て欲しい。
だから辞めた。
夕飯を食べて、寝る支度をして
何とかベッドに入ったけど
どうも寝れなくて
音楽を流している。
天井を見詰めてボーッとして
何となくスマホを手に持った。
僕は何故か気付くと
テヒョニヒョンに電話を掛けていた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!