⚠︎暴力表現アリ
⚠︎︎吐血表記アリ
ある所に...
真っ白な髪と、特徴的なオッドアイを持った
美しい赤子が生まれた.
...これだけ聞けば、
「この赤子は周りに愛され、宝物のように可愛がられる」
と、思う人もいるかもしれない.
しかし、
それは違った.
この子、" "がいた時代では、
周りと違うという事だけで、虐げられる時代だ.
いや、今もそうかもね
" "にとっての日常はいつもこうだ
一言でも声を発せばすぐに怒鳴られ
まだ1歳にも満たない" "にも分かった事だった
母は自分を愛すどこか、"自分を嫌ってる"...と
父は金遣いがとにかく荒い.
ギャンブルにカジノに麻雀に酒...
それらの遊びを常日頃からやっていた.
それだけならまだいいものの…
母もブランド品とかを買ったり、ホストに行ったりして金遣いが荒い.
父も一応働いてはいるが、圧倒的に使う方が早かった.
" "の家はいつもお金がない
だから、
お金に関する事で父と母は顔を合わせる度に喧嘩をしていた.
" "を責めては
ひたすら理不尽な理由で怒鳴った.
父は金遣いは荒いが、
母のように" "を怒鳴ったりはしなかった.
しかし、いつも見て見ぬふりをしていた
本格的に事態が大きくなったのは...
" "の怪我が直ぐに怪我が治ったのを見た
近所の10歳くらいの女の子は、" "の事を"バケモノ"と言って、
泣き出してしまった
母は" "の力が悪魔の力で、自分の子を殺してその身体に入ったと
そう言った。
...間違えなくお母さんの子なのに...
パチン…
乾いた音が響いた
" "は頬を叩かれたのだ
怪我は治らなかった.
" "がやりたいと思えば出てくるものじゃないからだ
殴っては蹴られ...髪を掴んで引っ張られたり、
踏まれたり...叩かれたりなど...様々だった.
" "は遂に血を吐いてしまった
それを見た母親は「悪魔が血を吐いた!」と言わんばかりに顔を歪め、
まるで家の中に現れた大きな虫を見たような顔で" "を見た
母は黙ったままどこかへ行った.
そして...
刃物を持って戻ってきた.
この時、" "は気絶してはいないが、とてもぐったりとしていた
身体中傷や血だらけで抵抗できる気力もなかった.
鈍い音が暗い小さな倉庫に響いた.
" "は胸からドクドクと赤い血を流しながら、
" "はその場に倒れ、動かなくなった.
しかし、数秒経つと、また起き上がった.
母は驚いた拍子に落としてしまった刃物を拾い...
" "をもう1回刺した.
腕や脚、お腹や背中などを刃物で切り、
そしてまた刺した.
" "が倒れてから
倉庫に鍵をかけ、家に戻った.
" "はさっきと同じように、
数秒経ったら目を覚ました.
傷は完全には治らなかった.
今は冬、雪が降るほど寒くはないものの、
薄いボロボロの白いシャツと半ズボンで過ごせるほど、
暖かくもない
倉庫の床は石で、
壁は鉄で出来てる為、とても冷たかった.
そして、
自分が切られた時に流れた血は血溜まりとなっていた.
怪我は消えたが...
1度失った血液は元には戻らなかったのだ
前までは道端に落ちてる葉っぱや、
動物さんから貰った木の実などを食べていたが、
倉庫内には灰やガラクタやゴミばっかで他には何も無い.
" "は体力を回復させるため、
空腹を紛らわすため、眠りについた.
後日談
恐らく...次の日に、母は来て
また暴力を振るわれ、刃物で朿刂された.
所々傷が深すぎたのか、跡が残ってしまってる所があった.
もちろんご飯や水を持ってきてくれることなんてなかった.
今までと同じだ.
__________この生活は...約4年程続いた


















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。