_ 角名side _
あなたに無茶なお願いをしてから翌日
俺らは合宿所に着いていた
北さんに
そう言われてギリギリまで練習してあなたを
迎えに行った
電車を乗り継ぎしてやっと着き、早歩きで空港まで
向かっていると
とLIMEがきた
俺はあと2.3分で着くから入口で待ってて
と返信して早歩きをやめ走り出した
入口に着きあなたを探していると
とナンパをしてる奴らがいた
俺は入口付近にあなたの姿がないのが分かり
ナンパ男の方をもう一度見ると
ナンパ男の1人に腕を掴まれているあなたの姿があった
俺は急いであなたのことを掴んでいる手を振り払い
あなたを自分の方へ引き寄せた
そう言って俺が睨みつけるとナンパ男達はどこかへ走って行った
すると俺の腕の中にいたあなたがこちらを向き
俺にお礼を言われる筋合いはないのに、、、
あの時もうちょっと早くあなただって気づいてたら、、、
そして俺はあなたの目を見て情けなさからこう言った
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。