第10話

ステージに立つ瞬間と本番後、楽屋
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2025/12/25 21:00 更新
ステージ裏へ戻ると、
メンバーが全員揃って待っていた。
ハンビンが静かに問いかける。
ソンハンビン
ソンハンビン
「目、赤いよ。大丈夫?」
うまく言葉にできずに小さく頷く。
するとテレがぽつりと言った。
キムテレ
キムテレ
「大切にしたい人が多いほど、気持ちは複雑になるんだよ」
誰も責めない。
誰も急かさない。
ただ、その言葉に救われた。
本番後、楽屋
ジャンハオがそっと近づき、
照れたように笑って言った。
ジャンハオ
ジャンハオ
「…さっきの、気づいた。
勇志くんと同じだったよね」
否定できずにいると、
ジャンハオは続けた。
ジャンハオ
ジャンハオ
「でも…“本当に欲しい方”を選んでいいよ。
もらったこと自体が嬉しいから、それで十分」
その優しさに胸が温かくなる。
そしてラッピングを両手に抱きながら思った。
誰がくれたかで価値が変わるんじゃなくて、
くれた“気持ち”が、全部違って全部大事。

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