プレゼント袋を見つめながら、
少しだけ笑みがこぼれる。
勇志のものは「自分の勇気が出るアイテム」
ジャンハオのものは「温かさと見守りが詰まった贈り物」
重なるようで重ならない。
同じ形だけど、意味は全然違う。
そして心の中でそっと願う。
“来年のクリスマスは、誰も傷つかない形で
みんなと笑って迎えられますように。”
ZEROBASEONEの車はゆっくり夜の街を走り、
イルミネーションの光に溶けていった。
SBS歌謡大典から一夜明けた26日。
ZEROBASEONEの寮は、朝から妙なわちゃわちゃ感に満ちていた。
なぜなら──
メンバー全員が、あなたの“プレゼント事情”を気にしていたから。
朝、食卓の席に座ると、隣にそっとゴヌクが来た。
一瞬、沈黙。
言葉より、気持ちをちゃんと見てくれる目。
そう答えると、ゴヌクは静かに頷いて、
テーブルにそっと置いた。
“チョコ1個”
たったそれだけで十分だった。
昨日のもやが少し晴れる。
洗面所に行くと、テレとマシューが真剣な顔。
「サンタさんの気持ちって難しいね」とテレ。
「来年は先に聞いてリサーチしよう」とマシュー。
2人で勝手に“来年改善会議”をしているらしい。
その真面目さが逆に面白くて笑ってしまった。
練習の休憩中、ジャンハオがあなたの横に腰を下ろした。
いつも通りの、少し不器用な優しさ。
あなたが言葉に詰まる前に、
彼は続けた。
謝られなかったことが、救いだった。
それが何より、大事だった。
寮に戻る夕方。
玄関で靴を脱ぐあなたの背中へ、
ハンビンの落ち着いた声が届く。
振り返ると、彼は優しく笑った。
メンバーの中で誰より忙しそうなハンビンが、
誰より静かに支えていた。
夕飯後、突然テレが立ち上がった。
「クリスマス、みんなで写真撮ってない!」
その一言で、全員慌てて部屋を片付け、
無理やりツリーを中央に持ってきて、
タイマーをセット。
カシャッ。
写真の中で、あなたは真ん中。
両隣にはハンビンとユジン、
その後ろにみんなが山のように重なって映っていた。
あとで見返すと、
ひとりひとりの表情が全部違う。
嬉しそう、
照れくさそう、
守るみたいな目、
ただ一緒にいたいって目。
言葉より、その写真が全てを語っていた。
ベッドにもぐりながら思う。
ステージのライトでも、
高額なギフトでもなく、
“誰かがあなたを思って過ごした時間”
それこそが1番のプレゼントだったと。
そしてふと浮かぶ。
「来年のクリスマス、私はどんな気持ちで過ごすんだろう?」
未来はまだ見えない。
でも──
このメンバーとなら、きっとどんな日も温かい。
そう思えた夜だった。
クリスマスとうとう来てしまいましたね。皆さんは何のプレゼントを貰いましたか?私は現金を貰ったので推し活に費やそうと思います。
最近ZEROBASEONEとNCTWISH、VERIVERYにはまっていてよく観ているのですが、今考えたらZEROBASEONEと過ごせる最後のクリスマスになったんだって感じた。ZEROBASEONEが追加公演を発表して私は学生だから普通に行けないし、部活もあるので行きたいけど行けない。なので行く方は全力で楽しんでほしいです。

























編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!