第4話

壱章 肆話「双子の妹」
31
2025/07/09 08:00 更新
暖炉で少し明るくなって、暖かい部屋の中。椅子に座り、寝ている少年を見た。
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
(あの人は、、誰?)
ノアはベットから出て、室内を歩いていた。歩く音と人の気配で少年は起きた。
No.Ⅷ︰チュリン・ブラック
No.Ⅷ︰チュリン・ブラック
起きたか
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
寝てたのはそっち?
少年はため息をついて、少し面倒くさそうに言い直した。
No.Ⅷ︰チュリン・ブラック
No.Ⅷ︰チュリン・ブラック
はぁ、意識を戻したのか
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
う、うん…あ!さっきの僕を助けてくれた人は?
No.Ⅷ︰チュリン・ブラック
No.Ⅷ︰チュリン・ブラック
あ〜【Ⅲ(3)】のアイツ…確かライトミラーか、今は寝ている
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
今は?それってどういうこと?
少年はノアの質問に答えること無く、部屋を後にした。ノアは後を追わずに見ていた。部屋をもう一度見るとソファーで横になっている少女を見つけた。
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
この人がさっき僕を助けてくれた人?
ノアが顔を覗き込むと横になって寝ていた少女と目が合った。
No.Ⅲ︰ライトミラー・インディゴ
No.Ⅲ︰ライトミラー・インディゴ
起きた。良かった
少女は体を起こして、ノアの目を見つめた。ノアは見られ続けたことにどうしようして、声が少しどもった。
No.Ⅲ︰ライトミラー・インディゴ
No.Ⅲ︰ライトミラー・インディゴ
兄さん、、ど、こ?
ライトミラーはゾンビの様にフラフラと歩き出して、部屋を出た。ノアはその姿に呆気を取られて、部屋には1人ノアのみが残っていた。
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
(確かあの時、僕は死にかけてそれで、それで)
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
さっきのあの人が確かあの時…【総無】って
ノアがそう唱えると目の前にあったソファーの中にある綿が散り、ノアの上から舞い下がってきた。
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
え?
ノアは状況を呑み込めずに固まっていると、部屋の外からノックの音が聞こえた。そしてノックした主の声がした。
No.Ⅴ︰ノラ・オレンジ
No.Ⅴ︰ノラ・オレンジ
大丈夫?チュリンから聞いてここに来たんだよ?
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
え、あ…ノラ。今そっちに
部屋のドアノブに手を掛けようとした時、先程ソファーを壊したことがフラッシュバックして動けずに固まった。
No.Ⅴ︰ノラ・オレンジ
No.Ⅴ︰ノラ・オレンジ
ん?ノアー?
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
いや、ちょっと先に行ってて。僕まだ少しだけ横になってるから
No.Ⅴ︰ノラ・オレンジ
No.Ⅴ︰ノラ・オレンジ
分かったよ。ゆっくりしててね
ノラの気配はすぐに消えて行った。ノアは少し安心した様子で胸を撫でた。そしてそうこうもしないうちに突然ドアが開いた。
_夕日@ゆうび_ _菫@すみれ_
夕日ゆうび すみれ
突発性によるスキル使用か、まぁ悪くは無いか
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
だ、れ?
_夕日@ゆうび_ _菫@すみれ_
夕日ゆうび すみれ
私は研究者だ。【Ⅹ(10)】よ
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
(なんかペラルゴくんに似ている様な。黄色の瞳、赤く靡く髪)
_夕日@ゆうび_ _菫@すみれ_
夕日ゆうび すみれ
それで今は精神異常状態か。春斗と灯零は見る目もないのか
_夕日@ゆうび_ _菫@すみれ_
夕日ゆうび すみれ
まぁいい。私の役目はここでの管理なのだからな
_夕日@ゆうび_ _菫@すみれ_
夕日ゆうび すみれ
研究体に自由などあるわけない。そのままじっとしていろ
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
No.Ⅹ︰ノア・クリスタル
あ、え…はい
菫は辺りを見渡して、綿が吹き出してバラバラになっているソファーを見かけて、歩きよった。
_夕日@ゆうび_ _菫@すみれ_
夕日ゆうび すみれ
これを見る限り、破壊に特化したスキル。…それにいたのは【総無】くらいかな。現時点でいる子は。どうやって彼女の力を得たかは知らないが、まぁいい
菫は部屋をあとして、嵐のように消えていった。
次回➡壱章 伍話「双子の兄」

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