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第2話

待つよ帰って来るまで。
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2026/02/18 23:35 更新
私がちっちゃい頃のお話し。
ミズキ
ミズキ
お兄ちゃんあそぼー!
さわやかな風、少し暑いけどいつもより涼しかった日
兄
おう!!ミズキ、お兄ちゃんとボールで遊ぶか!
いつも優しくて、助けてくれて、大好きだった兄。
ある日いつものように全面戦が始まる鐘がなった、
ちょうど兄は当番で戦に出かけて行った。

いつもと同じように少し怪我をして帰って来ると思ってた。
ミズキ
ミズキ
お兄ちゃん遅いなぁ…
外は爆発音だとかでガヤガヤしててうるさい。

探しに行く訳にも行かないし、少し心がザワつきながらも家で待つことにした。
夜中になっても兄は来なかった。

いくら待っても帰って来ない兄、外はさっきよりも静かになっていた。
不安でずっと手が震えて止まらない、動き続ける時計、どんどん溜まってく不安。

兄が無事に帰ってくることを信じてただ待ち続ける。
どれだけの時間が過ぎたのか分からないほど気が気ではなかった。
モブ
ピンポーン
インターホンがなった、やっぱり兄は生きてたんだ!

少しでも早く会いたくて玄関まで走った。
ミズキ
ミズキ
おかえ…り?
ドアを開けると兄の友人がいた。

少し赤く腫れてる目、しんみりした雰囲気、いつもは明るいのにな、と思いつつ兄の友人に聞いた。
ミズキ
ミズキ
お兄ちゃん知らない?ずっと待ってるのに帰って来ないんだよね! でもお兄ちゃんの友達が生きてるなら、だいじょーぶだと思うんだけどね!!
でも兄の友人は黙ったままだった、強く唇を噛み締めて涙目になっていた。
ミズキ
ミズキ
ねぇ大丈夫?
だんだんと怖くなってまた手が震える。

嫌だ信じたくない、信じられない。
少しづつわかっていく状況、止まらない思考、震える声で言った。
ミズキ
ミズキ
お兄ちゃんは生きてるよね?
兄の友人は涙を流しながら伝えて来た。
兄の友人
兄の友人
君のお兄ちゃんは亡くなった…
ミズキ
ミズキ
薄々気づいてた、でも信じられなかった、
いつも笑顔だった兄が死ぬなんて思いたくなかった。

兄の友人はずっと泣いている、相当仲が良かったのだろう。
兄の友人
兄の友人
ごめんな。お兄ちゃんを守ってあげられなくて…ごめん
たくさん何度も言っている、私もどんどん涙がでていく。
冷たくてもう笑ってくれることのない兄を想像するとこの現実を否定したくなった。
ミズキ
ミズキ
嘘だ。嘘なんだよね…?
嘘だと言ってくれお願い、

心からそう思った。
兄の友人
兄の友人
嘘じゃ…ない
ミズキ
ミズキ
嘘だと言ってよ!!お願いだから…!!
嘘だよなんて言われないのは分かっているけれど、受け止めたくない。
兄の友人
兄の友人
ごめんね…
そう兄の友人が言ったそのあとはよく覚えていない。
その後兄の友人に聞いた話だと収集がつかないほど泣いて修羅場だったと聞いた。
こんな事を考えてる内に仕事場についていた。

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