多すぎる
明らかにおかしい
前とは比べ物にならないくらいの呪力量だ
あの呪霊は相当強くなってる
強くなってるというか
そうなるように改造されていると言った方が良いだろう
客席の方へ豪快に飛んで行く呪霊
だが、まったく効いていない様子
相手にもだんだん耐性がついてきたのか…
全く効かない
この状況、ほぼ負け確と言ってもいいくらい
元々持っていた薙刀の刃は折られ、持ち手の部分でも戦えるような作りになっているがそこも折られた
呪言で対抗するが、さっきも言ったように
あいつに耐性がついてきた
不義遊戯も使っているが、相手もものすごい動きでくるので使いようがない
野薔薇の芻霊呪法…
恵の十種影法術…
呪言が効かないとなれば、鍛え抜いた部術でやるしかない
そんなことを考えていると
呪霊が目の前に現れ、天井にぶっ飛ばされた
一瞬意識を失ったが、取り戻す
でも、その頃にはまたしても呪霊が自分の上に
今度は地面に叩きつけられた
どれくらい時間が経ったのだろう…
やっば、目が霞む、
今の状況は…?
呪霊は…?
被害者は…?
あぁ…そっかまだ死ねないな
ありがとう真希
死ぬ訳にはいかない















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!