魈のお悩み相談した数日後私は人気のない所に呼ばれた。
そこには見覚えのある黒髪の少年が立っていて名前を呼ぶと直ぐに振り返ってこちらを見た。
照れ臭そうに話を切り出してきた魈
旅人はわかっていた。
こんなお礼を言う為に人気のない所に呼び出す事はないと。
魈が何か別の用事があって呼び出したのだと推理した。
その為いつもいるパイモンは留守にさせてあった。
そう言われてゆっくりと後ろを振り返る。
そこには
木の後ろに照れながら顔を出す彼岸嫡華真君の姿があった。
彼岸嫡華真君が何か言った様だが小さすぎて聞き取れなかった旅人が聞き返すと
また顔を真っ赤にして
シュン
消えた、。
魈を盾にしてまた後ろに立っていた。
すると魈に何か耳打ちをして、
魈が代わりに伝言する事となった。
するとまたあなたの下の名前(カタカナで!)が魈に耳打ちをする
そう言うとあなたの下の名前(カタカナで!)は小さく頷いた
と言って踵を返した。
そう囁く魈
兄にそう言われて覚悟が決まった様で緊張のせいか泳いでいた瞳が真っ直ぐと旅人のことを捉える
あなたの下の名前(カタカナで!)は少し遠くなった旅人の元へ走った
呑気に次の任務のことを考えていた旅人は急に後ろから服を引っ張られるような重さを感じた
振り向くと
旅人の服を弱々しく引っ張る先程の少女がいた。
その子は走ったせいなのか緊張のせいなのかまだ顔を赤くさせている
そう問うとモゴモゴさせていた口を開け
彼女は照れながらも謝罪と感謝の言葉を述べた
旅人はあまりの可愛さに本音が漏れてしまい慌てて口を塞ぐが、何もかもが遅く相手に伝わってしまった
妹である旅人は己よりも妹気質な仙人の可愛さに悶絶していた
浄化されかけながらも言葉の文を紡いだ。
そう言ってツンデレで妹気質な仙人は何処かに行ってしまった
魈は久々に妹のデレた所をたくさん見れたことで上機嫌になり、知り合いに心配されたとか、
旅人とも仲直りした数日後。
あなたの下の名前(カタカナで!)は崖の上でいつも通りに魔物を討伐していた。
そんなことを思っていると
崖下から戦闘音が聞こえた。
キィィン、カキィィンっ!
微かに聞こえた。
それと同時に誰かの声も聞こえた。
何を言ってるかまでは分からなかったが声が低かった為旅人ではないと判断できた。
正体を確かめようと崖淵まで行き下を覗いた。
其処には大量のヒルチャールを相手に苦戦している橙色の髪に赤の仮面をつけた男がいた。
仙人は主人との契約を全うする為崖下へと飛び降りた。
???side(口調がおかしい注意⚠️)
まさかこの俺がヒルチャールに苦戦するなんてねッ!
いつもならパパッと終わるのになぁ~!
???がヒルチャールに後頭部を攻撃された。
攻撃された衝撃で皮膚が切れたのか頭から血がダラダラと出てくる。
だが闘っている内に血を流し過ぎて貧血をおこし、目眩もおこったんだ。
少し見せた隙を敵は見逃さ無いはずがないよねぇ。
目の前に大型のヒルチャールが腕を斧を持って此方に近づいて来た。
目眩が治らず次第に力が抜けて地面に座り込んだ。
斧を此方に振りかぶろうとしているヒルチャールを見て死を受け入れる。
己でも死を実感したから、苦笑を浮かべたよ。笑
斧が此方に降って来た。
『嗚呼、俺死ぬんだ。』
痛みに備えようと目を瞑ったんだ。
、、、だかいくら待とうと痛みは来なかった。
自分が出すはずの悲鳴があっち側から聞こえたから瞑っていた目を開けてみると其処には、
この子は、
初めましての女の子が俺の前に立っていた。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。