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第15話

手紙の内容 訪問者
45
2026/04/14 01:00 更新
部屋に戻ると、早速封筒を開け、手紙を読むことにした
親愛なるあなたの下の名前様へ
この度はゲームへのご参加ありがとうございます
挨拶が遅くなり申し訳ありません
私はこの荘園の主でございます
この荘園にきて、いろいろなことに慣れてきたころでしょう
そんな貴方に今日から日記を書いていただきます
アリス様から受け取った2冊の本の片方は試合についてお書きください。出来るだけ細かいと好ましいです
そしてもう片方はその日の試合以外の出来事についてお書きください。どんな些細なことでも構いません
もし、この日記を書かなければあなたのお望みのものは一生手にはいらないと思ってください
試合はこれから毎日行っていただきます。
最低1回、それ以上やりたい場合はフリーマッチングロビーに行ってください
それと、記念に衣装をお送りいたします
お受け取りください
荘園の主より
手紙を読み終えるとドアをノックする音が聞こえた
扉を開けるとそこには服を入れるような箱が置いてあった
これが手紙に書いていた衣装だろうか…
手紙を読み終わった瞬間に来るなんて少し気味が悪かった
早速着替えてみることにし、箱を開ける
そこには一着だけ服が入っており、説明書が入っていた
怪盗のときの衣装を試合以外で見たいときは箱に入っているスイッチを押してくださいというものだった
箱からスイッチを取り出す
こんなに便利なものを作れるだなんて…ここの技術は世界よりも発達しているのだろうか
服を着替える
姿見で全体をみてみるとそれは
全体的に黒を主体とした燕尾服のようなものだった
ジャンバーのように前は開いていて、右の胸元には彼岸花の紋章が赤で刻まれている。
そして黒い帽子もついていたので
燕尾服に似合うようなやつだ
そしていつものように腰辺りには時計がぶら下がっており、首には師匠の写真が入ったロケットペンダントがついていた
このロケットペンダントは師匠の写真を勝手に撮り、しまったものだった
荘園には持ってきていないはずだが、何故ここにあるのだろう
怪盗のときの服も見ようとボタンを押すとカードのようなものが体中を舞い、どんどん服が変わっていった
といってもあまり変わらず、ロケットペンダントや時計、帽子は変わらず、変わったところといえば服が黒を主体としたマントのようなものになっており、右の胸元の彼岸花が白色に変わり、モノクロが追加されたぐらいだった
試合がもうそろそろだったので待合室に行こうとすると丁度ドアがノックされた
あなた
はい
扉を開くとそこにはまだ会ったことのない人がたっていた
威十一
君があなたの下の名前か?
顔立ちからして中国のほうの人だろうか
あなた
えぇ…そうですけど…あなたは?
威十一
私は威十一だ
威十一
よろしく頼む
あなた
威十一さんですか…
やはり中国の人のようだった
威十一
今日の試合が一緒だったのでな
威十一
もうそろそろ始まるから挨拶をしておこうと思ったのだ
威十一
あなたの下の名前にはまだ会ったことがなかったからな
あなた
わざわざありがとうございます
威十一
礼には及ばない
威十一
私が勝手にしたことだ
威十一
ではまた試合で
そういうと威十一さんは待合室のほうに行ってしまった
あなた
私も…行くか
新衣装を身にまとい、部屋を後にした

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