あっとって意外と辛いもの苦手なんだよな …
いつもは「食べられる」とかイキってるけど … (
作戦4:辛いもの食べさせる
自宅のキッチンにお菓子作りに必要な器具が散らばる.
泡だて器を落っことして 、盛大にからからと音が出た.
その音に気づいたのか 、寝ていたはずのあっとがいそいそと起き出してきた.
予定ではもう少し遅く起きてくるはずだったから少し焦る.
応急処置として 、自分の体で調理しているところを隠した.
どことなく羨ましそうな顔で見られたものだから 、もともと食べさせようと思っていたけど聞いてしまった.
そう言ったかと思えば 、ぽやぽやとしたまま作業に戻っていく.
あなたの一人称はふぅと息を吐き 、袖をまくった.
あっとが引きこもっている間に盛り付けを済ませ 、テーブルには見た目だけ甘いパンケーキが2人分.
パンケーキがほんのり赤いのは 、タバスコのおかげだし.
なんならいちごソースに見立てているものも激辛ソースだったりする.
5分程度待つと 、寝癖も直さないままのあっとが目をこすりながら向かってきた.
また寝てたのか …
しかたないな 、最近活動忙しそうにしてるし.
だからって人の休日を壊していいわけじゃない.
あっとにはここで痛い目見てもらってセクハラをやめてもらわないと ...
からさに耐えてるあっとを助けるべく 、冷蔵庫から常備してあるいちごミルクを取り出す.
言っている途中にコップを取られた.
止める間もなく 、ぐびぐびと一気飲みされる.
吸い込まれていくいちごミルクを前に 、呆気にとられたあなたの一人称は「あ」とか「う」とか 、弱々しい悲鳴しか出せない.
あなたの一人称があまりにも悲惨な目で見ていたからか 、そう聞かれた.
否定しようとしたけど 、先を越されてあっとに唇を塞がれた.
顔を離そうとしても 、手で逃げられないように抑えられて舌を入れられる.
辛いもの作戦 、失敗
投稿できてなくてすみません !! 💧
体調不良でSNS触れられませんでした ....
まだ全快ではないものの 、
頑張って書いていきます 🎀













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。