第3話

気づいてしまった気持ち
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2025/06/02 10:31 更新
昼休み。

DDは昼食のパンを片手に、俺の席の前に腰を下ろした。
DD
なぁ、うみにゃ
DD
昨日のラブレターの話覚えてる?
うみにゃ
あぁ、あれ?
うみにゃ
なんか進展でもあったの?
DD
放課後、返事しようと思ってさ
DD
ちゃんと話しておいた方が良いかな〜って
パンをちぎって口に運びながら、DDは軽い口調でそう
言った。

だけど、俺にはその言葉が、やけに重たく響いた。
うみにゃ
(返事を...しに行く?)
深く考えようとすると、胸の奥の何かが沈む感覚が
した。
うみにゃ
へぇ〜.....
うみにゃ
そっか、行くんだね
何気ないふりをして言ったつもりだった。

でも、自分でも分かるくらい、声が少し震えていた。
DD
相手のことは知らないんだけどさ、何も言わないのも失礼だろ?
DD
だからちゃんと話してくる
うみにゃ
…..優しいね
その優しさが、今は辛かった。

俺のこと、全然気づいてない。

親友としてしか見てない。
うみにゃ
(やっぱり、俺は...)
胸の奥で、ずっと曖昧にしていた感情が、形を持った。

今まで誤魔化してきた。

「親友だから特別」って、都合のいい言い訳をして。

でも、もう気づいてしまった。


俺はDDのことが好きなんだ、と。


男同士とか、親友だとか、そんなの全部関係なくて。

この気持ちは、ただの友情なんかじゃない。

それがわかってしまった今、どうしたらいいのかもわからない。

でも一つだけ、はっきりしてる。
うみにゃ
(言わないと、きっと後悔する)
ただ、それだけだった。

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