第8話

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2025/02/09 13:09 更新
(jn side)





mob
ユンギ?





その声を聞いたユンギの顔は青ざめていた





ジン
ジン
…僕の連れに何か用ですか?




ユンギを背中に隠して彼の顔を見た






あ、…こいつ








「殺人鬼…!!!」







昨日見た奴だ






きっと夜だったこともあるから





僕の顔はハッキリと覚えていないのだろう





向こうには気づかれなかった







mob
おい、何してんだよ




もう1人の青年がこちらへ来た

mob
ん?あぁ…いや
mob
ユンギに似てる声がしたから
mob
は?ユンギ?
mob
ここに居るわけないだろ
mob
でも、
mob
昨日お前があの屋敷に連れていったんだろ?
mob
家にも帰ってないみたいだし
mob
死んだんだろ、ㅋㅋ
mob
ほら行こうぜ
mob
ん、おぉ…



そう言い、ふたりは去っていった






僕はユンギの方をむくと






じっと下を向いて震えていた




ジン
ジン
…帰ろうか
ユンギ
ユンギ
あ、でも…食器、
ジン
ジン
いいよ、また今度で
ジン
ジン
帰ろ






僕はユンギの手を引いて屋敷へ向かった







帰るなりリビングで今日買ったものを広げる






ユンギはソファに座ったまま今日買ったベリーを見つめていた








僕はユンギの食料を冷蔵庫やら食料庫に入れた







ジン
ジン
ユンギ
ユンギ
ユンギ
…はい、




僕はユンギの頭を撫でるだけして





キッチンへ行った





ユンギはただ呆然と座ったままだった















そういえば、食器棚の奥底に






使ってない皿がいくつかあった気がするな、







そう思い、手前にある食器を全部出すと






奥から箱がでてきた






お皿が何枚かとマグカップがあった








ジン
ジン
これをユンギ用にしよう






早速軽く洗って






紅茶を入れてあげることにした







これで少しでも元気が出るといいけど、









さっきの奴ら、





きっとユンギが言ってた腫れ物扱いしてくる奴だろう







「死んだんだろ、ㅋㅋ」





そう笑った顔を思い出すだけで怒りが湧いてくる






今までずっとそのような言葉でユンギを傷つけ






追い詰めたのだろう






軽率に街へ連れていった自分にも嫌気がさした





馬鹿だった




ユンギの気持ちを考えるべきだった






1人で街へ行くべきだった









モヤモヤ考えてる時






お湯が沸いた音がして我に返る







ティーパックの入ったカップにお湯を注いで








ユンギの元へ持っていくことにした













𝐧𝐞𝐱𝐭 …

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