第35話

ニーゴKAITOバナー2話 頼み事。
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2025/09/30 22:00 更新
慧音の自宅__
ニーゴKAITO
作ってきたぞ。お前の好きな卵焼きとおにぎりだ。
上白沢慧音
あぁ…ありがとう。
慧音は申し訳なさそうに昼食を受け取った。今はもう正午ちょうどだ。

慧音はここのところずっとカップラーメンだということに、妹紅も少し焦りを感じてたらしい。
ニーゴKAITO
…言わなくていいのか?シエロモートたちにシーズのことを。
上白沢慧音
…言わないに決まっている。
私はあいつらより短命だから、その分私たちが身を削ってまで守らなきゃいけないんだよ。
確かにその通りだ。俺らはバーチャルシンガーという種族で不老不死。だが慧音は人間とハクタクのハーフ。

俺たちが住んでいるところは、永遠の命を持つ者と持たないもので別れている。

でも、慧音は人間と同じくらい生きている。

シエロモートたちの種族も人間ではなく妖精だ。
プルルルル…
ニーゴKAITO
(電話を取る)…シエロモートか?
シエロモート
うん…KAITO。今会える?
ニーゴKAITO
…他に誰か連れてくるのか?
シエロモート
ううん。僕だけだよ。最近のことについて話したくてさ。いいかな?
ニーゴKAITO
…分かった。部屋は荒らすなよ。今は慧音が作業中だからな。
俺は素早く電話を切った。

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