第2話

第一話
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2025/08/02 06:38 更新





























それは満月の日だった
























任務に出かけていた俺は


















運悪く上弦の鬼と出くわしてしまった

















猗窩座
俺と結婚してくれ!






















あなた
……は?










数ヶ月前から、コイツとは夜に出会うようになった



出会う度に求婚を求められ、詰め寄られる



そんな奴の姿がうざったらしくて仕方がなかった




それに俺は男だ、柱でもない














なのに、なぜこの男は俺を求める?









俺はそんな奴の姿に疑問しか湧かなかった








そして今宵も、月明かりが目立つ夜に
そいつは森の木の上から現れた




猗窩座
今夜はいい夜だな?結婚してくれ

奴は同じような言葉を今日も繰り返す。

あなた
嫌だ
それをいつも通り、切り捨てるように俺は断る。
全く…うざったらしいったらありゃしない。
猗窩座
なぜだ!?お前が俺と結婚して鬼になれば死ななくて済むというのに!

奴は俺の肩を強く掴み、抱き寄せた。

猗窩座
なぁ…?どうやったら
お前を振り向かせられる?
距離が近いせいか、猗窩座の声が耳に直撃する。

あなた
さ、囁くように言うな!
あなた
俺は鬼殺隊だ!鬼にはならん!

奴の掴む腕を無理やり切り離し、距離をとる。



あなた
なぜ俺にそこまでこだわる!?
あなた
いい加減理由を言え!!

猗窩座にバレないよう、
腰にかけてある刀を手にかける。

あなた
( 返答次第では殺す… )



猗窩座
…お前の闘志は至高の領域には届かん
猗窩座
だが、俺はそのままのお前に惚れた
あなた
…は??
闘志?至高の領域?

こいつには、それが見えているのか…?

だが、話を聞くに本当にコイツは
ただの人間の俺に惚れただけなのか…?


猗窩座
…その真っ直ぐな瞳
猗窩座
その精神力、その心…!
あなた
!?

奴は瞬く間に俺の目の前へと現れ、
前髪を上げ、瞳を覗かせた。



くそッ…この野郎、鬼のくせに顔がいい……!!
女だったら惚れてたぞッ!!?

そしていつの間にか奴の手は俺の頬に触れていた。
あなた
は、離れろ!!
その手を払い除け、奴を睨む。

猗窩座
…やはりお前は俺の妻にふさわしい
あなた
だから何度も言うが、俺は男だッ!!
猗窩座
なら夫だ

コイツッッ!!!??




気がつけばもう辺りは
太陽の日光で眩しく照らされていた。

あなた
…もう、時間になる
猗窩座
あぁ、そうだな。今夜また来る
あなた
二度と来んな!

そして、奴は暗闇へと去っていく。











ーーそれがいつの間にか日常へとなっていた。



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