小さな2振りが、喧嘩こそしてないけれど、
ムッとしてるのがわかる。
譲りたくないんだなぁ、って思うと可愛すぎて
見守ることしか出来ない。
いまつるちゃんが持ってきたのは、
まさかの〇髭危機一髪ゲームだった。
え、本丸にもあったんだ…なんだか懐かしいよ…
わっせわっせと大きな箱を担いだ鯰尾くんが
どさっと私の目の前でその箱を下ろす。
中には…まあ懐かしい! 〇生ゲームやら
オタ〇トーンやら〇まごっちやらわたしが
持ってたようなおもちゃが沢山入ってる。
…鶴丸さん、こういうの集めるの趣味なのかな。
骨喰くんに言われ、そうだよねぇ~って
ため息を着く。
短刀と脇差の数振りが集まった審神者部屋。
みんなわたしと、遊びたいor話したいって
理由で来てくれた。嬉しい…可愛いね。
とりあえず、希望のあった折り紙やかるた遊び
はやるとして、危機一髪もやろうかな!
薬研さんが信濃くんの頭をぽこっと叩く。
あれまぁ…うん、でも仲良しだよね。
みんなが一斉にわたしの方を見た。あえ。
信濃くんの流れで、もしかしてわたしが
ご褒美をあげるってなっちゃってる?
終いには秋田くんからの純粋なほほえみ。
な、なんだかみんなのやる気が十分だな…
よし、わたしも本気を出すとしよう!
小学生の頃、かるた大会で優勝した
わたしの実力、見せてやる!!











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!