第6話

M × K × N 「 きっと叶わぬ恋だから。」③
1,769
2024/10/09 22:42 更新





⚠︎︎ 駿佑 × 恭平 × 謙杜


⚠︎︎ ①、②の続きとなっております。


⚠︎︎ 学生パロ









謙杜side





恭平とキスしたはずの夜の夢は、



とても不思議で、とてもおかしな夢だった。



道枝駿佑
けんと、……大好き、///



長尾謙杜
ふふ、俺もっ、///




恭平とキスをした後やのに、


俺が好きやと思ってるのは恭平なはずやのに。


俺がみっちーの隣で、2人で顔を赤らめながら手を繋いでいる夢で。


俺の目の前で微笑むみっちーは、凄く温かくて。


なんでなのかは分からないのに。


俺はずっとみっちーと手を繋いでいた。












道枝駿佑
長尾〜、起きや〜、!!

目が覚めて、耳元から聞こえるみっちーの声。


目を開くと、みっちーの顔が目の前に居て。


俺の体の上には、馬乗り状態のみっちーが居て。


苦しいけど、何故か心地よくて。
長尾謙杜
っおわぁっ、!!///

なんでやろ、夢のせいなんかな。


みっちーの匂い、みっちーの顔、みっちーの寝癖。


何故か全てにきゅんきゅんして。
道枝駿佑
長尾、おはよ。

おはよう。なんて俺に微笑むみっちーは、


凄く綺麗で。
長尾謙杜
……、おはよ、、///

なんで、俺は照れとるんやろうか。


俺が好きなのは、恭平で。


みっちーはただの親友やと思っとったのに、


なのに、
道枝駿佑
なんでそんな顔赤いん、?笑

なんて俺の頬を触りながら笑うみっちーに、


少しだけ、恭平への気持ちと近い感情を抱いていた。















高橋恭平
ん゙〜、おはよー、

恭平が起きたのは、俺たちが起きて30分程経った頃。


急にむくっと起き上がったと思えば、どすどすとこちらへ向かって来て。
高橋恭平
みっちぃ、、

なんて、恭平はみっちーの手を引いて自分がさっきまで寝ていた布団へ戻って。


布団に着いてすぐに、みっちーを押し倒して。
道枝駿佑
は、?え、ちょっ、…、
長尾謙杜
ぇ、……

明らかに寝ぼけている恭平と、


めちゃくちゃ困惑しているみっちーと、


この状況に耐えられそうにない俺。


こんな状況でぼけぇーっとしながらさっきまで飲んでいたお茶を飲むことは全然出来んくて。


俺はただ、押し倒されるみっちーの姿をずっと。


ずっとずっと見つめていた。



高橋恭平
みっちぃ、…、

何故かみっちーと恭平がイチャイチャしてるみたいな雰囲気が続いて、1分もしない頃、


恭平は突然意識を失ったかのように眠りについて。
道枝駿佑
……、ちょ、長尾手伝って、
長尾謙杜
お、押忍、!!

恭平の下から逃げようとするみっちーの腕を、


しっかりと握りしめて、


みっちーを引っ張って、やっとの思いでみっちーを布団から出した時。
長尾謙杜
おわっ、!

みっちーの腕を引っ張った勢いのせいか、


俺は足を絡めてしまって。


あかん、転けるっ、!!


なんて、後ろに思い切り転けそうになってしまった時。


道枝駿佑
あぶねっ、!!



手を繋いでいたからやろうか。


みっちーが俺の身を支えてくれて。


みっちーのおかげで、転けることにはならなくて。
長尾謙杜
あ、ありがとう…、///

俺を支えるみっちーの腕には、これまでは全く気が付かなかったのに、


前にはなかった筋肉がついていて。
道枝駿佑
長尾...、大丈夫か、?

なんて、心配そうに見つめるみっちーの唇は、


あと数cmの距離で。


なんなん、……この気持ち、//


何故だろう。


また、俺はみっちーを見ると胸がドキドキして止まらなくて。
長尾謙杜
だ、大丈夫...、ですっ、///
道枝駿佑
なんで敬語やねん、笑

笑いながら俺の体から手を離すみっちー。


なんやねん、ほんまに。このドキドキは、、


離れたのにずっと俺はドキドキしてんねやろ、


なんて。
長尾謙杜
っ、……、//

みっちーと離れても、止まらないドキドキと一緒に。


俺たちは恭平を叩き起して、


旅館の朝ごはんを食べて、


うるさい胸の鼓動と共に、みっちーと恭平と一緒に温泉に入った。



高橋恭平
謙杜〜、可愛ええなぁ、笑
長尾謙杜
それ思ってへんやろ、笑

露天風呂で、恭平に可愛いと言われたけど、


何故か、何も何とも感じなくて。


昨日は、すぐに顔を真っ赤にして横からみっちーに笑われとったのに。


なんでなんやろ、俺昨日この人にキスしたはずやのに。
高橋恭平
謙杜は一生彼女出来なさそうよな、笑

なんて、俺の事をいじって笑ってるとか。


俺、なんか変なことしてしまったんやろうか。なんて。


昨日キスした後に告っとけば、なんか違かったんかな、


なんて、今更思っても遅いことを、


ずっとずっと、考え続けてい時。

道枝駿佑
長尾、髪なんかついてんで。


そう言って、俺の頭に手を置くみっちー。


凄い至近距離で、きゅんきゅんして。


みっちーと顔を合わせたらのぼせてしまいそうやから、みっちーと意地でも顔を合わせなくて。


ずっと下を見ていた時に気がついた。


そういえば、みっちー腹筋割れとったっけ、?


てか、みっちーのモノでかすぎやろ、(


なんて考えているうちに。
長尾謙杜
……、///

俺の顔はどんどん赤くなっていって。


どこからか湧き出てくる好きかもしれないという感情を抑えながら、


みっちーの方を見ると、
道枝駿佑
っ、……、///

みっちーも、顔を真っ赤に染めていて。


あれ、?


のぼせたんかな。なんて、1人で少し焦ったけど、
道枝駿佑
と、とれたで、……、//

そう言って、俺から離れていくみっちーは、


濡れた髪をかきあげながら少し遠くの別の湯船に浸かって。


横から見たらひょろっとしてるのに、いい感じに筋肉がついているみっちーにまた、


俺は胸が高鳴っていた。








高橋恭平
謙杜も、……か、笑


みっちーへの胸の鼓動に気を取られていたからやろう。



隣で恭平がぼそっと呟いた言葉なんて俺の耳には届かなかったんだ。

















恭平side




少しだけ、期待していた。


謙杜は多分俺のことが好きってことに、気がついていたけれど、


それを気づかないフリをしていたのは、


俺の独りよがりな考えから始まった、遊びやった。
高橋恭平
謙杜、可愛いな、♡
長尾謙杜
っ、……、///


謙杜を弄べば、みっちーは謙杜と付き合えないから。


みっちーが謙杜を好きなのも、謙杜が俺を好きなのも、


全部全部知っていたから。


だからせめて、みっちーが誰かのものにならないように。


みっちーが謙杜に思いを伝えても、ちゃんと振られるように、


謙杜の俺への恋心は全て、俺の仕向けたものだなんて、


きっと謙杜にもみっちーにも。


誰にも言えないことやった。














だから今日も、謙杜にみっちーを好きにさせないよう、


謙杜をひとつひとつ、謙杜に対して全く好意のない俺が、


謙杜を全て、俺で染めていく。


はずやったのに。
高橋恭平
みっちぃ、、

目指せ、俺とみっちーがイチャついて嫉妬させよう作戦


なんて言うのを理由に、


俺はみっちーを布団に連れ込んで。


昨日の夜のようにみっちーを押し倒して。


1度、キスでもしてやろうとした時やった。
道枝駿佑
……、

きっとみっちーも謙杜が俺の事を好きと気づいているはずやのの、


目を逸らすみっちーの目線の先には必ず謙杜がいて。



そして、みっちーの目線の先の謙杜は、


いつもとは違う、俺ではなくみっちーの方を見ていて。



みっちーが嫌いになったんかな、笑


なんて、初めの方は思ったけど、
長尾謙杜
……、

みっちーの方を見ながら、謙杜は涙目になって。



そして、みっちーの上にいる俺を少し睨んできて。



その時、ふと思った。



失敗したかもしれん。って。
高橋恭平
みっちぃ、…、

みっちーへの好きは、それでも止まらない。



溢れていくこの気持ちを伝える言葉は、選んでも選んでも答えが見つからなくて。



どうしても、みっちーに好きを伝えたくても伝えられないのに、自分がまた憎らしくなって。

だから、逃げるように、


俺は寝たフリをして、みっちーの上に乗った。


はずやったのに。
道枝駿佑
……ちょ、長尾手伝って、
長尾謙杜
お、押忍、!!

こんな会話を聞くことになるなんて、



謙杜がみっちーの腕を引っ張って、転けそうになる謙杜を、みっちーが支えて。



漫画みたいなことが起こるなんて、思ってもなくて。



何故か、心に大きな穴が空いたような感覚だった。















ずっと心の中にモヤモヤのあるなか、俺は、


みっちーと謙杜に文字通り叩き起されて、


旅館の朝飯をたらふく食べて、


最後やから。と、俺のわがままで3人で露天風呂に入った。
高橋恭平
謙杜、可愛ええなぁ、笑
長尾謙杜
それ思ってへんやろ、笑

本来なら、思っても無いはずの可愛いを、


何故か謙杜に、沢山言っていて。


何の感情も詰まっていない可愛いを、


何度も何度も謙杜に捧げていて。


それでも、
長尾謙杜
ん、ありがと、笑

なんて、これまでとは正反対の返事をされて。


また心に大きな穴が空いたような感覚やった。
















しばらくして、みっちーと謙杜が分かりやすくイチャつきだして。


もちろん、俺の入る節なんてなかったから。


それに対してなのか、またモヤモヤが溜まっていって。


道枝駿佑
と、とれたで、……、//


ほんまは、謙杜の髪には何も付いていなかったのに、


みっちーはあたかもゴミがついていたかのように振舞って。


そして、逃げるように髪をかきあげながら他の風呂まで向かって行った。








ほんまに、分かりやすいんよな。


みっちーも、謙杜も。


みっちーがホーム画面を謙杜とのツーショにしてることも、


謙杜が俺よりみっちーのことが好きなことも。









全部全部、知ってるから。


だから、決めた。














俺のみっちーへの感情に、蓋を閉めようと。



もうみっちーや謙杜の邪魔をしないように、2人の繋がった好きを離してしまわないように。



















♡ → 70






宣伝です、🙋🏻‍♀️💞






可愛くて優しくて、天才すぎて、W女神の、



𝓜𝓸𝓶𝓸 , ちゃんとの宣伝交換です、🙋🏻‍♀️💞



このお話は私の本当に大好きなお話で、何度も見返してにやにやしております、🤭💗


是非、読んでくださいっ、😖💞










プリ小説オーディオドラマ