第66話

#58
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2026/04/04 06:00 更新
蝋野朱美side
謎の雪が降り頻る



ん…?
この季節にこんなに雪がいきなり降るか…?

よくよく見てみると


…いやこれ弾幕だ



弾が右腕に被弾してようやく気づく




やっぱり妖怪だから手強くて
身体からは血がとめどなく出ている

急所は外れているからまだまだ動けるけど




蝋で無理やり止血して

次のスペルカードを繰り出す
蝋野 朱美
蝋野 朱美
呪符「爛れた彼岸花」
(なまえ)
あなた
 あ…ッ゛
海坊主も痛がっている


やっぱり

この昔から伝わるこの力

チートだ

個性と違って何をしても
キャパがない
(なまえ)
あなた
 … 「今夜は荒れ模様なブラボーマリーナ」
私にスペルカードが終わりかけた瞬間


先ほどから虚無になっている彼女…海坊主はスペルカードを宣言





さっきからどんどん威力も速さも密度も上がっている

大きな海坊主でできた弾が襲いかかってくる



私は鳥肌が立っている腕を撫でながら
彼女の顔を睨む
(なまえ)
あなた
 どう?苦しい?ねえ 
そう聞いてくるバケモノの顔は
無表情に等しく


なのに

私の心に尖った何かで刺してくるようだ
蝋野 朱美
蝋野 朱美
 う…うるさ…い 
(なまえ)
あなた
湊符「ひっくり返る幽霊船」
彼女は柄杓を掲げて


攻撃を始めた







まるで私が悪だと決めつけるような
蝋野 朱美
蝋野 朱美
 何よ…さっきから 
蝋野 朱美
蝋野 朱美
 尋問してみたり無闇矢鱈攻撃したり 
蝋野 朱美
蝋野 朱美
 私に信念がないとでも思ってるの? 
こう問うと
適当そうな返事が返ってくる
(なまえ)
あなた
 うーん 
(なまえ)
あなた
 信念か…   
(なまえ)
あなた
 歪んだ信念は持ってそうだけどね 
(なまえ)
あなた
 信念って言葉を
 両親がちょっとアレだったからって私らに八つ当たりして
 復讐されそうだから殺そうとしてるって言う事象に使わないでほしいな 
は?




その瞬間、
私の中で何かが切れる音がする
蝋野 朱美
蝋野 朱美
 アンタだってそうじゃない
 仲間がちょっとアレだからって…
その言葉は途中で遮られた
(なまえ)
あなた
 違う! 
一ノ瀬 アオイ
一ノ瀬 アオイ
おつあおー

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