弾幕を飛ばしながら
彼女の反応を見る
どこまでも幻想郷を、妖怪を、見下す発言。
この件について…
実は人里で霊夢から聞いたことがある
あの時…
此奴に取られてたの…
あの時にもっと真面目に取り合ってれば
そもそも日常が崩れることはなかった
そして
両者同時にスペルカードを展開する
彼女は細かな弾幕を放つ
痛みを感じないこの身体に弾幕は掠り続ける
痛い…
痛いけど
痛いぐらいで折れる私じゃない
私は渦状に弾幕を展開して彼女を追い込んでゆく
避けられ…た
驚きを隠せず思わず喉から声が漏れ出る
防御だ
彼女の冷ややかな笑いを無視して
次のスペルカードを用意する
あと6枚…
霊力量は回復したけど
6枚持つかもわからない
彼女の攻撃が特殊すぎる
…第一ボムなんて用意されてると思ってない
彼女にそこまで用意があるなんて思ってもない
そもそも人里の人間が弾幕ごっこを知っていることがおかしいんだけどさ
別にマリンスノーは厄災じゃないんだけどね
ごめんね
目の前の復讐相手が傷つくのを見ると
申し訳ないけど
なんだかスカッとする
もっと苦しんでほしいって思っちゃう
やっぱり私は悪い子かもな
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。