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第10話

10話
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2023/11/23 00:39
その頃、ChroNoiRは事務所に到着し、会議室に集まっていた。



「それじゃあ、作戦会議をしましょうか」



集まったのは率先して魔や吸血鬼、悪霊を倒していた甲斐田、弦月、長尾、葛葉、叶、ドーラ、レイン、ローレン、アクシア、伏見、フレン、それから事務所から遠距離攻撃をして避難しているライバーの補助をしていたルカ、闇ノ、風楽、セラフ、統率を図るための指示を出すことができる黛、四季凪、参考人として家長、夕陽、ましろが集まった。

「あれ、もちさんは?」
「怪我したんで、一応休んでもらってます。傷は勇気先輩が治してくれました。」

本人はぶすくれていたなぁ、と1人伏見は苦笑した。

「それじゃ、会議を始めます。司会は私夢追がさせていただきます、と。 まず、最初に敵について分かったことがある人。」

手を挙げたのは弦月と葛葉、それから伏見だった。
弦月と葛葉は1番先輩である伏見にどうぞ、と先を譲る。


「えーっと、まず、俺らが戦った所に魔と悪霊の発生源の核があったんで、多分街のどっかにまだその核が何個かあると思うんスよ。なんで、それを壊せば付近の魔や悪霊は全部消えるの思うぜ。」

「えっ何それ何それ気になるんですけど」

いち早く魔の研究員である甲斐田が反応する。

「まぁ流石に核の近くには魔や悪霊の数も多いしそこそこ強い奴がそれ護ってるんですけど」
「うわ。流石にヌルゲーじゃないし危ないだろうけどそれ凄く持ち帰りたい」

マジで勿体ない、と甲斐田が残念がる。

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