第5話

5.🍵
189
2022/11/28 13:40
最近お茶子の様子がおかしい

どうしたのか聞いても何も無いの一点張り

お茶子が何かを隠してるのは幼馴染だし恋人なんだからすぐにわかるのに

コンコン


あなた
『お茶子入ってもいい?』

夕飯後いつもだったらお茶子は私と一緒にみんなと談笑をするのに今日は疲れてるからと部屋へ戻ってしまった

疲れてるからじゃない

私を、避け始めてる

お茶子
「嫌だ、って言ったらどーするん?」

あなた
『お茶子が開けてくれるまで歌い続ける』

お茶子
「迷惑はいかんよ」

ドアが開く

そこには、目が赤くなってるお茶子がいた

隠そうとしてる

すぐにわかった

床に座るとお茶子は体育座りをしたまま元気の無い表情をしてる

ちゃんと聞いてあげないと

お茶子の為にも私達の為にも

あなた
『お茶子、最近何か隠してるよね?』

『私に対してなにかあるんちゃう?』

そう問うとお茶子は唇をかみ締めながらゆっくり口を開けた

お茶子
「……嫌われたくないんよ」

あなた
『?嫌うって…私がお茶子を嫌うわけないよ』

『お茶子がすきだから、話して欲しいの』

お茶子
「ほんまに?」

あなた
『うん』

お茶子
「最近…あなたが梅雨ちゃん達と仲良いのをみて微笑ましく感じるんと同時にモヤっとしたものがずっとあるんよ」

「最初は気にしないようにしてたけど、ダメで……このモヤモヤが醜い嫉妬なんかなって気づいて…勝手に梅雨ちゃん達を苦手に感じてくのもすごく嫌で」

「あなたも、梅雨ちゃんたちもだいすきだからそういう感情、よくないのに…消えんくって笑」

「…私最低だよ…ごめん」

あなた
『なにそれ…』

お茶子
「うん…嫌われて当然だよ…」

あなた
『何言ってるの?!嫌わないって』

『お茶子あんたかわいすぎる』

お茶子
「え、?!嫌わないん?」

あなた
『さっきからそう言ってるし、嫌う要素何一つないよ』

『それに謝らないで。私もお茶子のその気持ちに気づけなかったのごめんね』

『私もお茶子と一緒で、お茶子もすきだし梅雨ちゃん達もすき。でも、その好きって違うじゃん』

『私のお茶子への好きはすっごく特別』

『お茶子にしか、ない気持ちだから』


お茶子
「その気持ち独占してもいい?」

あなた
『うん、お茶子だけ』




お茶子
「ずっと特別、約束ね」





こちらリクエスト作品ですᐡ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳ᐡ♡
素敵なリクエストをしてくださった、ゆゆ様ありがとうございました♡
またリクエストお待ちしております֒ ⋆꙳ ⋆ ͛

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