高橋)あなた?
丹戸に何されたか話してほしい。
あなた)私がわかってることは
丹戸さんが関係のない子たちを脅した。
そして、私をいじめるように指示したの。
それを知ったのは、脅された子たちが教えてくれたから。
殴る時は軽くするから、次の日学校に来る時には
傷メイクをしてほしいって言われた。
そしたら、丹戸には怪しまれないって。
蓮和)あいつ。
あなたのこと名前を聞いても誰って言うんだ。
高橋)お前がいじめた奴だよって思うけど
言いにくいし。
脅された人たちが可哀想だし。
本当はいい人なのに。
蓮和)どうすればいいんだろ。
あなた)もう、別れてもいいんじゃない。
恭平。
高橋)えっ、でも。
蓮和)あなた?
なんでよ、。
答えてっ、
あなた)ごめんね。
もう耐えきれない。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。