第9話

昨日までと違う距離
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2026/08/20 06:55 更新
次の日の朝

私はいつもより早く教室に来た

昨日のことを思い出すたびに、胸が落ち着かなくなる

ーー「好きです」

ーー「俺と付き合ってほしい」

何度思い返しても、まだ夢みたいだった
(なまえ)
あなた
……どうしよう
今日から朝光くんの恋人

そう思っただけで、顔が熱くなる

そのとき。
朝光
朝光
おはよう
(なまえ)
あなた
……っ!
教室の入り口から朝光くんが入ってきた

目が合う
(なまえ)
あなた
……おはよう
朝光
朝光
おはよう
昨日までなら普通に挨拶できたのに

今日はそれだけで緊張する

朝光くんも少しだけ照れたように目を逸らした
朝光
朝光
……なんか変やね
(なまえ)
あなた
うん……
2人とも小さく笑う

するとーー
ジフン
ジフン
おはよー!!
ジフンくんが教室に入ってきた

その後ろから、ヒョンソクくん、ヨシくん、ジュンギュくんもやってくる
ジフン
ジフン
……あれ?
ジフンくんが2人を見て、すぐにニヤッと笑った
ジフン
ジフン
なんか昨日より距離近くない?
朝光
朝光
気のせい
朝光くんが即答する
ジフン
ジフン
いやいや、分かりやすすぎ笑
ヒョンソク
ヒョンソク
ジフン、うるさい
ジフン
ジフン
はいはい
ヒョンソクくんが笑いながら
ヒョンソク
ヒョンソク
まぁ、昨日あれだけ頑張ったんだからいいじゃん
と言う
(なまえ)
あなた
……何を?
私が聞くと、4人が一瞬黙った
ジュンギュ
ジュンギュ
……何でもない!
ジュンギュくんが慌てて笑う
(なまえ)
あなた
絶対何かある……
私がそう呟くと、朝光くんが少し困ったように笑った


昼休み

彼女が友達と話していると、少し離れたところから朝光くんがこちらを見ていた

目が合う

すると、朝光くんは、ほんの少し笑った

それだけなのに、嬉しくなる

今までなら、目が合うだけで「もしかして」と期待していた

でも、今は違う

朝光くんの気持ちをちゃんと知っている

そう思うと、胸の奥が温かくなった



放課後

帰りの準備をしていると、
朝光
朝光
……ねえ
朝光くんが近づいてきた
朝光
朝光
今日、一緒に帰らへん?
(なまえ)
あなた
……うん
2人で教室を出る

昨日までとは同じ道なのに、なんだか景色まで違って見えた

しばらく歩いていると、朝光くんが口を開く
朝光
朝光
昨日さ
(なまえ)
あなた
うん?
朝光
朝光
ちゃんと伝えられてよかった
(なまえ)
あなた
……私も
朝光
朝光
でも
朝光くんが少し笑う
朝光
朝光
まだ慣れない
(なまえ)
あなた
私も
二人で笑う

すると、後ろから
ジフン
ジフン
おーい!朝光ー!
聞き覚えのある声

振り返ると、4人が少し離れたところを歩いていた
朝光
朝光
お前らまだいたん?
朝光くんが少し呆れた顔をする
ジフン
ジフン
いや!偶然!
ジフンくんが笑う
ヨシ
ヨシ
偶然にしてはずっと一緒じゃない?
ヨシくんが言うと
ジュンギュ
ジュンギュ
だって気になるじゃん!
ジュンギュくんが笑う

ヒョンソクくんが私に
ヒョンソク
ヒョンソク
朝光、昨日からずっと機嫌がいいんだよ
と教えてくれた
(なまえ)
あなた
……そうなの?
私が朝光くんを見ると
朝光
朝光
別に
ジフン
ジフン
めっちゃ嬉しそうだけど?
ジフンくんがすかさず言う
朝光
朝光
……うるさい
朝光くんは少し照れながら前を向いた

その姿を見て私は思わず笑ってしまった

一度は振られて

もう諦めようと思っていた

それでも離れれてみて、朝光くんの方から近づいて来てくれた

だから今度はーー

急がなくていい

少しずつこの距離に慣れていけばいい

そう思いながら私は、朝光くんの隣を歩いた

そして朝光くんもまた、私の隣を歩きながら小さく笑っていた










こんにちは!作者のりーです!!
これってもう完結したほうがいいですかね?
もうちょっとAfterStory見たい人いるかな?
アンケート取ります!!

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