あなた の 過 去
私がダンスを始めたのは5才の時。
その頃に私の夢は、『世界的アイドルになること。』
そこから、私は小さい体で一生懸命頑張った。
すると、8才の時、スカウトをされた。
そう。私をスカウトしたのは、BigHit。
私は、最年少練習生として、みんなに可愛がられた。
私が9才になったころ…BTSさんがデビューをした。
私は、嬉しかった。でも、心の中では、嫉妬心があった。
私も、早くデビューをしたくて普通の練習生とは違うメニューにしてもらった。
そのメニューは、とても辛かった。
休日
5 :00 起床・朝食
7 :00 ダンス練習
12:00 昼食・休憩
12:30 練習開始
11:00 練習終了
12:00 睡眠
平日
5:00 起床・朝食
6:00 トレーニング
7:30 登校
5:00 帰宅
6:00 練習
0:00 練習終了
1:00 睡眠
私は、このメニューを3年間続けてきた。
最初の頃は、倒れたり、体調不良になった。
今は、もう体が慣れてしまって、睡眠は2時間あれば良くなるようになった。
そして。12才の時目の前にデビューが近づいてた。
なのに。社長は、私のソロデビューをなくした。
理由を聞いたら、『今度からは、ナムジャだけのグループをたくさん作りたと思った。』
私は、沢山泣いた。部屋に閉じこもるようにもなった。
その時、私を救ってくれたのはボムギュオッパなんだ。
ボムギュオッパは、私に一緒にデビューしようって笑いかけてくれた。
これで決心したんだ。私は必ず夢を叶えてみせる。
そして。16才の時デビューをした。
最初、社長は反対したらしい。でも、BTSさんが私を入れて欲しいと頼みに行ってくれた。
だから。私はこうやっていられたのに…
また、私の夢が壊そうとする。悪魔が現れた。
もう、嫌だ。私は『脱退』をしようかな?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。