ほとけ said
昨日の夜、そんなメッセージが、ないちゃんから。
最近は アイツ のところに行きっぱなしだった。
だから、ここ数週間くらい一度も、学校には顔を見せていない。
だからかな、そう言われた。
正直言って、学校とか行ってもどうせ屋上で授業サボるし、行くだけ無駄。
だるい。
だから、行くつもりはなかったのに……。
ピンポーン……
今日の朝、そんな音が鳴った。
なんとなく、嫌な予感はしてたんだけど、違っていたらアレだからと思って、扉を開けた。
……すると、そこにいたのはやっぱりアイツら。
嫌な予感は、見事的中しちゃった(
♢______♢
ほんっっっ……とーにだるーーーいッッッ!!!
ていうか、アイツのところに行かなきゃなのに……。
いくらなんでも、買ってもらったからには約束破るとか出来ないし…。
ウザい……ッッッ!(
……そうして引っ張られること数分。
ついに、学校についちゃった。
ガラガラッ…
僕たち3人は、同じクラス。
グイグイ押されて、教室に入れられた僕。
…………だるいっ!←
……なんでこんなに恐れられてるかって言うと、僕が俗に言う不良だから。
しかも、いつの間にか学校一になってるみたいだし?w
みんなケンカ弱いし、僕が強すぎるってわけじゃないとは思うんだけど、他の子の目にはそう映るみたい。
そんなわけで、みんなからは、ほとけ “さん” や “様” とかって呼ばれてたりする。
それはそれでウザいし、めんどいしなんか嫌。
……だけど アイツ は、僕のことを “さん” とか “様” とかつけて呼ばない。
不良だからって恐れたりもしない。
ただ、普通に接してくれる。
そんな小さなことだけど、それがなんか嬉しかった。
…………なんか!!!!!(え
……よし、屋上行ってサボろっと←
別に、アイツのところには放課後でも行けるし、ね。
♢______♢
キィ…………バタン…
……目をつぶって数分。
僕の真正面から人の気配がするんだけど、……(
誰だよ寝れないじゃん…ッッッ!!!
うん、だと思った←
僕のこと、恐れてないの学校でこの2人くらいだし。
りうちゃん、考えるだけ無駄だよ(
……なんか、コイツらに毎日アイツに会いに行ってるとか言ったら面倒臭そう(
……適当に誤魔化すか((
……と、2人と話し続ける。
でも、脳内で考えてたのは、2人と全く関係のないこと。
……今日は、アイツに何を持って行ってあげようかな。
next ♢
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!