第7話

007┊︎ 感情の爆発
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2025/08/05 04:47 更新
意識がふわりと戻る
かすかな光の中で、ゆっくりと目を開けると、そこには血まみれの刀を握りしめて膝をつく無一郎の姿があった

 

あなたが微笑むのを見て、彼は突然、静かに抱きしめた
時透 無一郎
…良かった
ほんとに、ほんとに……もう二度と笑えなくなるかと思った
震える声に、あなたの瞳からこぼれた涙が頬を伝う
無一郎はその涙を見つめ、初めて見たような切ない表情で言った
時透 無一郎
君が泣くの、初めて見た
……見たくなかった
無一郎は自分の感情を押し殺しているように見えて、
今、あなたの涙は彼の心に深く刺さっているのだと知る

そして、静かに続ける
時透 無一郎
僕、冷たいってよく言われるけど、
君の涙は……ちゃんと、刺さるんだ
彼の言葉に胸が締め付けられる
時透 無一郎
君が泣いたら、僕の心も壊れる
それくらい、君が……好きだよ

彼は言葉を繰り返し、震える指でそっとあなたの頬をなでた
その手の温かさに、あなたは震えるほど安心した
言葉を失い、あなたはただ無一郎の胸にしがみつきながら、小さく頷く
時透 無一郎
お願いだから、もう……僕より先にいなくならないで
無一郎はそっと額をあなたの額に寄せ、静かに息を吐いた

その距離の近さが、二人の心の距離を物語っていた
あなた
うん…ただいま
あなたは今精一杯の笑顔で言った

約束を守れた…
涙と感情の洪水の中で、
二人は互いの存在を確かめ合うように抱き合った

時間が止まったかのような、かけがえのない瞬間だった
やがてあなたはゆっくりと顔を上げ、無一郎の瞳を見つめ返す
あなた
私も……無一郎くんのことが好き
だから、絶対に離れたくない
無一郎はその言葉を聞いて、わずかに笑みを浮かべた
時透 無一郎
これからも、ずっと一緒にいよう
二人は静かな夜の中で、固い約束を交わし合った
短いので看病シーンもどうぞ















無一郎side
時透 無一郎
傷は深いな……
俺は彼女の傷を見て、心の中で何度も「大丈夫か?」と問いかけていた

深い傷があちこちにあ
。見ているだけで胸が締めつけられる
時透 無一郎
(こういう時、俺は何もできていない気がする)
(冷静でいなきゃいけないのに、動揺している自分がいる)
手袋をはめて、ゆっくりと傷口を拭う
指先を動かすたびに、彼女が痛みで顔をしかめないか

目を逸らさないか気をつけている
時透 無一郎
動かないでくれ。無理は禁物だ
口では淡々と言うけれど
心の中では                     と願っていた
時透 無一郎
(痛みを少しでも和らげられたらいいのに)
薬を塗るとき、ほんの少しだけ彼女の顔を見た

目を閉じてじっとしている
たまらなく守りたくなる
時透 無一郎
(俺は冷たいってよく言われるけど、こうして彼女のそばにいると
胸の奥が締めつけられてどうしようもない)
時透 無一郎
痛みはどうだ?
あなた
まぁ、大丈夫だよ
彼女の返事を聞くと、ホッとしたけれど、同時に
時透 無一郎
(まだまだ弱いな、俺がもっと強くなって守らなきゃ)
と強く思う

 

握った彼女の手は、温かくて、何度も離したくなかった
時透 無一郎
(俺が彼女を守る。絶対に――)
夜の静寂が二人を包み、言葉よりも確かな想いが伝わっていった
3話目更新しちゃいそうだけど
やめときます

唐突に今日沢山案が思いついた訳ですよ

20個ぐらい

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