第6話

心の近くにいるのは
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2025/11/28 10:37 更新
数日後。
私は95期の皆さんと合同稽古の仕事で再会。
ずんさんが手を振る。
桜木みなと
桜木みなと
あなたの下の名前ちゃーん!髪切った?かわいい!
(なまえ)
あなた
え、分かります?少しだけ……。
その瞬間、背後からヒュッと悲鳴が上がった。
礼真琴
礼真琴
え!ちょ!なんで!?いつ!?
どうして!??可愛いい!!
水美舞斗
水美舞斗
似合うよ、あなたの下の名前。
……その長さ好き。
水美舞斗
水美舞斗
めっちゃ可愛くて無理。どうしたの今日。
瀬央ゆりあ
瀬央ゆりあ
私のあなたの下の名前ちゃんが最強で困るわ。
柚香光
柚香光
天使かな……?
皆さんすごく騒いでる。
しかし、この髪を切ってくれたのはれいこさん。
自慢したいけど、その真実を言うわけにはいかない。
桜木みなと
桜木みなと
あなたの下の名前ちゃん、どうしたの?顔赤いよ?熱?
ずんさんが私を覗き込む。
(なまえ)
あなた
な、なんでもないです!!
帰り道。
私と並んで歩きながら、れいこさんはポツリと呟いた。
月城かなと
月城かなと
……あなたの下の名前は本当に、誰にでも好かれるね。
(なまえ)
あなた
れいこさん……嫉妬してるでしょ?
月城かなと
月城かなと
してない。私が嫉妬なんて……。
(なまえ)
あなた
してますよね?
ちょっと意地悪く言うと、れいこさんは視線を逸らした。
月城かなと
月城かなと
……あなたの下の名前は私の恋人なんだから。
その一言が胸に落ちて、足が止まる。
れいこさんも止まり、手を伸ばして私の頬に触れた。
月城かなと
月城かなと
みんなと仲良くてもいい。
でも、あなたの下の名前の心の一番近くにいるのは、
私でありたい。
静かな声。
でもどこまでも深い想い。
私は小さく笑って、れいこさんの手に自分の手を重ねた。
(なまえ)
あなた
一番近いのは……れいこさんですよ。
れいこさんは、
誰にも見せない顔で少し照れたように目を細めた。

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