第12話

12 . びっち
4,142
2023/05/20 11:16 更新




 ゆうた
ゆうた
   ほんと、離せっ、!!   



手首を掴んでベットに押し倒せば、
大きな抵抗を見せる彼。




__すげぇイラつく。

おじさんには素直に抱かれようとしてた癖に。




 やまと
やまと
   …うるせぇよ、黙れ。   
 やまと
やまと
   お前は誰にでも抱かれるんだな。あーあ、クラスの王子佐藤君がさ。笑



憎しみ、煽り、怒り。


ごっちゃになった感情。


コントロールなんて、できやしない。







 ゆうた
ゆうた
   っ、おま、…いつから気づいてた?   
 やまと
やまと
    … 最初っから。   



ありえない と言わんばかりのその目。


焦り、怒り 全てが目に見える。








 やまと
やまと
   …もうなんでもいいから。   
 やまと
やまと
   __抱くぞ。   













 ゆうた
ゆうた
    っ、ふ、… ~ ッ 、…やだ、やめ、っ、…   
 やまと
やまと
   …辞めない   





そんな反抗見せないでくれ。


気持ち悪いおっさんに抱かれるみたいに、
素直に俺を受け入れてくれればいい。










 ゆうた
ゆうた
   おれ、っお前になんかしたか、ッ、…   
 やまと
やまと
   なーんも。   
 やまと
やまと
   そっちから俺の店に来たんじゃん。   



前立腺をごりっと押すと、
肩を震わせ俺を見る優太。





 ゆうた
ゆうた
   ッ ~ 、!そこばっかぁ、ッ、ん、…ぁ、   
 やまと
やまと
   俺さ優太の事全部知っちゃったよ、   
 やまと
やまと
   もう、俺が居ないとだめでしょ?   





そうだって答えればいいのに。


いや、答えるを得ない位まで愛してやればいいのか。












 ゆうた
ゆうた
   ッ、ごめ、っもう、…っやだ、ぁ、…   




ぽろっ と大粒の涙が優太の頬を伝う。

それを必死に隠すように手でごしごしとする
その姿ですら愛おしい。


どうしようもなく可愛い。










 やまと
やまと
   …そんな泣かれても俺が興奮するだけ   
 やまと
やまと
   逆効果だよ、ばーか。   





泣いてる優太に興奮する。


けど震えて泣く彼に優しくしたい
なんて言う感情が芽ばえる。






 やまと
やまと
   …ちゅ、…ごめん、…そんな泣くなよ   
 ゆうた
ゆうた
    …へ、…?   
 やまと
やまと
   …ほら口開けろ   
 ゆうた
ゆうた
   …は、へっ、…んん゛ッ、…?!   




ほんのすこしだけ強引な口付け。


ローションを手に垂らして、
解していく。


やはり感度は抜群で怖さに目をつぶっている。








 ゆうた
ゆうた
   …ぁ、っん゛!!…そ、ぁ、…っっ、!   
 やまと
やまと
   きもちぃ?   
 ゆうた
ゆうた
   は、っ、…んぅ、あ゛っ、ん…!!   
 やまと
やまと
   ふ、良かった   




ぎゅっと俺のからだを引き寄せて、
胸板に顔を押し付けてくる。



無自覚か、それとも、


__わざとか。









 やまと
やまと
   …挿れるよ   
 ゆうた
ゆうた
   ッ!!ほんと、待って、…!!!!   
 やまと
やまと
    …はぁ、なに、お前。   












 ゆうた
ゆうた
   __お、おれ初めてなの、ッ、!!   
 やまと
やまと
   …はぁ?何言ってんだ、クソびっちが。   
 ゆうた
ゆうた
   ほ、ほんと…だから、おねがっ、…!   





彼の目に嘘は見えない。



__ 挿れられたことが無いなんて。









 ゆうた
ゆうた
   初めては大切な人って決めてんの、…   
 やまと
やまと
    …じゃあ俺がお前の大切な人になる先約いれとくわ。   





「 優しくする 」


と言って彼を引き寄せ額にそっとキスを落とした。







𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎

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