放課後、あなたの下の名前は花巻と一緒に校門を出た。
今日は、花巻の好きなシュークリームを買いに行くことになっている。
花巻は少し笑みを浮かべながら言う。
あなたの下の名前も頷く。
店に着くと、ショーケースの前で二人でシュークリームを選ぶ。
花巻はひょうきんな仕草で手元を見せながら、「やっぱり定番が一番かな」と冗談めかして言う。
あなたの下の名前は微笑みながら、「じゃあそれにしよう」と答えた。
小さなテーブルに座り、シュークリームを頬張る。
落ち着いた会話の中で、二人は自然に笑顔を交わす。
帰り道も、二人は軽く街を散歩しながら、日常の小さな話や冗談を交わす。
あなたの下の名前は心の奥で、小さくつぶやく。
家に戻ると、布団に座り、日記を開く。
8月27日
あと4日。
今日は放課後、貴大とシュークリームを食べに行った。
落ち着いた雰囲気の中で、時折見せるひょうきんな表情に、私は思わず笑ってしまった。
こんな風に、自然に笑い合える時間があることが、どれほど貴重で幸せなことか。
貴大、貴大と一緒にいると、心がとても落ち 着く。
部活では真剣に向き合っているけれど、今日みたいに肩の力を抜いて話せる時間は、私にとって特別です。
貴大の冗談や笑顔、少しの気遣い... それらすべてが、私にとっての支えでした。
これから先、私がいなくなっても、貴大にはどうか笑顔でいてほしい。
私との思い出が、少しでも貴大の心を温かくしてくれたら嬉しい。
ありがとう、貴大。
貴大と過ごした時間は宝物です。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。