中学3年生の秋、僕は初めて野球観戦をした。その当時、プロ野球の日本シリーズで、地元愛知で開催されてたから、たまたま観に行った。
これが、野球なんだ 。 と、心から思った。 とにかく、感動した。
こうして始まった、僕の野球人生 …
新チームと言われれば 、 当然旧チームもあるわけで 。
先輩たちは、 負けてしまったそう 。
監督は、 少し濁った声で 返事を返した 。
捕れない。
打球があまりにも早い。
真正面 … 真正面 …
まただ …
はぁ … と、監督の口からため息が出たのがわかる 。
トンネル … 打球が股の間を通り過ぎてしまう、野球としてやってはいけないことの一つだ 。
周りからの視線が痛く感じる 。
『自分だけ、初心者』
そう、 痛感した 。
参ったなぁ … と、 首の後ろを掻きながら、 僕は答える 。
ちなみにこの後、 しっかりと連絡先を交換してもらった 。
こんにちは 。 野球を齧ったことがある主ですが、 男子のように迫力のあるプレーではなく、どちらかというと華麗に振る舞うようなタイプの選手であったなぁ、 と、自分ながら思います 。
この物語は、現在進行形で頑張っていた友達の話を参考にさせてもらっています 。
がんばれ、友達。 ( 友達は今 、吹奏楽部ですが … )












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!