第5話

2,ルール説明
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2024/01/06 00:00 更新














伯爵
それではルールを説明しよう。
足元にある封筒の中の内、赤色の方を確認して欲しい。



おれは伯爵の指示に従い、封筒の中から赤い紙を取りだした。




【全体ルール】

・これは参加者の中に隠れている「6人の狼陣営」と「1人の吸血女王」を見つけるゲームである。

・参加者とは、「蒼咲あおさきイチゴ」「赤村あかむらハヤト」「浅緋あさひキメラ」「風斬かぜきり瞬花しゅんか」「黄朽葉きくちばサーバル」「栗坂くりさかシマウマ」「黒宮くろみやウサギ」「瑚夢こむウミガメ」「茶霧さぎりツル」「山城さんじょうメジロ」「蒼翠そうすいクラゲ」「竹林ちくりんシギ」「天狼てんろうリオン」「灰殻はいからカイム」「碧呪へきのろいジャッカル」「神門みかど二コ」「萌葱零もえぎぜろ」「蘭照餅らてもちイチゴ」「藁谷わらがいすみ」の19名を指す。

・参加者は役職を割り当てられる。村人陣営は5名の「村人」、1名の「占い師」、1名の「聖騎士」、1名の「霊媒師」、1名の「戦乙女ワルキューレ」、1組の「双子」、1名の「他殺願望者たさつがんぼうしゃ」であり、狼陣営は1名の「人狼」、1名の「太陽狼スコル」、1名の「獄狼ガルム」、1名の「神狼フェンリル」、1名の「煙狼ジェヴォーダン」、1名の「渾敦こんとん」である。

・狼陣営および吸血鬼陣営の参加者は悪魔に憑依され、勝利を目的に行動する。自陣営を不利にする言動を取ることはできない。

・参加者の役職はゲーム初日に知らされる。「吸血女王」の能力によるものを除き、役職は変更できない。

・それぞれの部屋は21時から翌日の午前6時まで施錠される。


【投票のルール】

・投票は「ピーター・ハリソン・プラネタリウム」の地階で行う。

・参加者は毎夕20時に投票を行う。最多得票者は「退場」となり、以降のゲームに参加することはできない。

・参加者は自分に投票することができる。ただし、すでに退場した参加者や参加者以外の者に投票することはできない。

・最多得票者が複数人いる場合、その参加者のみを対象に、最多得票者が1人になるまで決選投票をくり返す。

・参加者の選択および投票は投票用星座早見表を使用する。集計と最多得票者の発表は伯爵が行う。

・どの参加者がどの参加者に投票したのか、公開されることはない。

・投票によって退場が決まった場合、その参加者の役職や陣営は開示されない。



【勝敗のルール】

・村人陣営は、狼陣営と吸血鬼陣営の全員を「退場」させた場合、勝利となる。

・狼陣営は、吸血鬼陣営が退場した状態で、村人陣営の生存者数が狼陣営の生存者数と同じか、それより少なくなった場合に勝利となる。

・吸血鬼陣営は、村人陣営か狼陣営の勝利が確定した時まで生存していた場合に勝利となる。

※吸血鬼陣営が勝利する場合、残っている陣営は敗北となる。

・他殺願望者は、狼による襲撃によって退場した場合に勝利となる。

※他殺願望者は他の陣営の勝利に関係なく勝利することができる。

・村人陣営が勝利した場合、参加者全員が解放される。

※他殺願望者が個人で勝利しても村人陣営の勝利とはならない。

・狼陣営または吸血鬼陣営が勝利した場合、参加者全員が退場し、二度と戻ってくることはない。




【狼陣営のルール】

・毎夜22時、狼陣営は退場していない参加者のうち1人を選ぶ。選ばれた参加者と狼陣営の部屋は開放され、狼陣営はその参加者を「退場」させる。

・狼陣営が2人以上の場合も襲撃によって退場する参加者は毎夜1人である。狼陣営が狼陣営を襲撃することはできない。

・「神狼」は占いの結果が「村人」と判定される。

・「神狼」は退場する際、生存している狼陣営以外の参加者から、ランダムに選ばれた三人を道連れに退場させる。

・「獄狼」は毎夜22時に、自分以外の参加者一人を占い、その役職を知ることができる。

・「獄狼」が退場した後も毎夜22時に能力発動の時間が設けられる。

・「渾敦」は毎夕19時にルールの一文から1~20字削除し、削除した場所に1~15字の別の言葉を追加することが出来る。

※一文のうち、削除した場所とは別の場所に文字を追加することはできない。

※削除する場所は字が続いている場所でなければならない。

※変更した後のルールの文章が成立していなければそのルールは無効となる。

※一文とは、「・」から始まる一連の文章を指す。

※変更する一文を、「勝敗のルール」「禁止事項」「※に続く但し書き」から選ぶことはできない。

※どの文章を変更したのか確認できるのは、狼陣営と伯爵のみである。

※変更されたルールはゲームが終わるまで元に戻らない。また、「渾敦」が退場した後も効果は継続する。

※投票後に5分間、「間違い探し」の時間が設けられる。

※「間違い探し」はその日に渾敦が変更したルールを当てるゲームである。

※「間違い探し」を宣言する人は1人である。宣言する人は参加者が決める。

※「間違い探し」の間違いを当てた場合、渾敦がこれ以降一切ルール変更ができなくなる。

・「煙狼」は二日目の夜の襲撃と同時に自動退場する。

・「煙狼」が生存している限り、狼陣営は毎夜20時から翌朝6時まで、あらゆる能力の影響を受けない。

・「太陽狼」は毎朝9時から17時のあいだに1度、自分を中心とした半径10m以内に存在する参加者1名を襲撃し、退場させることができる。

・「太陽狼」の襲撃で退場者が出た場合、狼陣営以外の参加者がその痕跡を発見するか、襲撃から1時間が経過した時点で、伯爵が襲撃された参加者の名前をアナウンスする。

※「太陽狼」が襲撃する際は、対象を目視している状態でなければならない。


【吸血鬼陣営のルール】

・吸血鬼陣営は夜のあいだ、狼陣営に襲撃されても「退場」しない。

※ただし、「神狼」の道連れに巻き込まれた場合は「退場」する。

・吸血鬼陣営は占い師の占いの対象となった場合、その時点で退場となる。

・「吸血女王」はゲーム初日、19時までのあいだに参加者一名を選ぶ。選ばれた参加者の役職は「吸血鬼」に上書きされ、吸血鬼陣営となる。

※伯爵に意図が伝われば、選択の方法は自由とする。

・「吸血女王」が退場する場合、生存している「吸血鬼」も道連れとなる。



【各能力者のルール】

・「聖騎士」は毎夜21時に、自分以外の参加者を二人選ぶ。選ばれた参加者は24時間の間、狼陣営からのあらゆる攻撃から護られる。

・「聖騎士」は二日続けて同じ参加者を護ることはできない。

・「聖騎士」がだれを守護しているか知ることができるのは「聖騎士」自身と伯爵のみである。

・「聖騎士」が退場した場合、その時点で守護は無効となる。

・「占い師」は毎夕19時に、自分以外の参加者一人を占い、その所属陣営を知ることができる。

・「霊媒師」は毎夕19時に、前日の投票で退場した参加者の陣営を知ることができる。

・「双子」は役職が決定した時点で、もう1人の「双子」がだれなのかを知らされる。

・「双子」の内1人が退場した場合、もう1人の「双子」も退場する。

・「戦乙女」はゲーム中に1度だけ、21時に能力を使うことができる。能力を発動した直後の夜、自分を襲撃する狼1人を返り討ちにして退場させる。

※返り討ちが成功したか失敗したか、戦乙女本人には知らされない。また、狼陣営が複数人生存している場合、退場する狼は狼陣営が指定する。

※能力を発動した戦乙女が聖騎士の守護対象にも選ばれた場合、戦乙女の能力が優先される。この夜に戦乙女を襲撃した狼は返り討ちとなる。

・「他殺願望者」は狼陣営からの襲撃をうけ、退場すると勝利となる。

※「他殺願望者」は投票、禁止事項違反による退場または吸血女王の対象に選ばれると敗北となる。

・それぞれの能力者が退場した後も、能力発動の時間が設けられる。



《禁止事項》

・参加者は他の参加者に対して暴力を行使してはならない。

・参加者はゲームが終わるまでロンドン市の外に出てはならない。

・参加者は貸与スマートフォンやホテルの設備を壊すなどの行為で、ゲームの進行を妨げてはならない。

・参加者は他の人の投票用星座早見表を操作してはならない。

・参加者は伯爵の指示から5分以内に投票を行わなければならない。

・参加者の投票は1日につき1人1票とする。投票後の取り消しはできない。

・参加者は投票を毎日必ず行わなければならない。

・参加者は19時から19時5分のあいだ、指定の座席から離れてはならない。

・参加者は20時から20時5分のあいだ、指定の座席から離れてはならない。

・狼陣営以外の参加者は22時から翌朝6時までのあいだ、部屋の外に出てはならない。

・襲撃を終えた狼陣営は22時5分までに部屋へ戻らなければならない。

※いずれかの禁止事項を破った参加者は強制的に「退場」となる。


【続く】

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