第9話

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2025/04/14 13:31 更新















月島Side
































山口
〜♪


山口が階段で躓き、怪我をしかけた後


何故か調子の良い隣の山口


今はノートを職員室に届けに行っている


正直、山口を助けようと手を伸ばせなかったのが悔しい自分がいる


もしあの時、あの人あなたの下の名前が居なければ、山口は大怪我をしていたかもしれない


そう思うと、僕は何やっているのだろうかと思ってしまう

✧月島
山口、もう職員室着いたけど


上機嫌だからか、職員室の前を通り過ぎていく山口

山口
え"?!ほ、ほんとだ、、


慌ててこちらに戻ってくる


そして先生を呼び、ノートを提出する

✧月島
失礼しました
山口
失礼しましたっ!


そして教室へと足を運ぶ

✧月島
ねぇ、なんで上機嫌な訳?さっき大怪我しかけたばっかでしょ?


いこなりの問いかけに、山口は少し驚きつつも口を開く

山口
そ、その、、
山口
一目惚れ、、しちゃった、、、//


照れながら言う山口を見て、「 (本気の一目惚れだ) 」と感じた月島

✧月島
あっそ


正直、くだらない


恋とか理解が出来ないし、そういう女子は関わるのが面倒くさい

山口
あ、待ってよツッキー!


先早と歩いていく月島


それを追いかける山口




恐らく一目惚れしたのは、さっき助けてくれたあの人あなたの下の名前だろう


騙されないといいけど、、
























それから三日後、昼休み





























山口
ツッキー!


そう大きな声で僕を呼ぶ


うるさいのは嫌いだ

✧月島
ちょっと、うるさいんだけど、、


だからこうやって注意する

山口
ごめんツッキー!


まあ、そうやって言っても意味ないんダケド、、




席につき、弁当の包みを開ける


山口は水筒の飲み物を飲んでいる時

✧月島
で?あの人とは話せたの?


山口が目の前でむせる


僕自身も何故言ったのか分からない


そして段々と赤面し始める山口

山口
ま、まだ、、です、、、///


いや、なんで敬語なわけ?(

✧月島
何組の人かも分かってないんでしょ?
山口
はい、、
✧月島
はぁ


溜め息しか出ない


さっさと話しかけてくっつけばいいのに


もじもじされてるとこっちが嫌になる

✧月島
さっさと話しかければいいのに、、


何かを考える山口

山口
ど、どうやって話しかければいい、かな、、


それ僕に聞く?


僕も分かるわけ無いじゃん

✧月島
取り敢えず、同学年か先輩なのか
✧月島
それから何組なのか把握しないと始まらないデショ、、


はぁ、、なんで僕がこんなアドバイスみたいな事、、

山口
気持ち悪いとか思われないかな、、
✧月島
じゃあ部活の先輩達に聞いてみたら?


それぐらいだったら山口にも出来るでしょ、、

山口
うん!そうする!!
山口
ありがとう、ツッキー!
✧月島
どういたしまして





早くご飯食べよ























































それから何日か

































あ、山口、、___
































は、?



























月島が見た山口は泣いていた


中庭で一人、小さく隅っこに座って


泣いていた

✧月島
山口


気づいたら僕は近づき、山口を呼んでいた

山口
ツ"、ツッキ"ーッッ、、


目元は赤くなり、顔は涙と鼻水でぐちゃぐちゃ

✧月島
ティッシュ、、


月島は山口にティッシュを渡す


山口は「 ごめ"んっツ"ッ"キーッ、、 」と言ってティッシュを受け取る


山口は思いっきり鼻をかむ

✧月島
で、?何があったのさ、、


僕も流石に知り合いの涙を見なかったことに出来るほど、最低なやつじゃない

山口
ッ、、わ、笑わないでね、?

























    「 失恋しちゃッった、、笑 」
























そう言って苦し紛れの笑みを浮かべる山口


僕だって恋をしたことがある訳じゃない


だから励ましとかもよく分からないし


上手く出来る気もしない


それでも、僕の口は勝手に動いた

✧月島
別に、それで良いんじゃないの
山口
へっ、?


山口は予想していなかった言葉に、驚く

✧月島
だって、それも経験でしょ?
✧月島
人生どんな事があるか分からない、だったら失恋したって良い、、んじゃないノ、、














「 おはようございます! 」













テレビからそんな声が聞こえる

✧月島
頂きます


朝食を口へ運ぶ




「 今日はね!視聴者様から頂いたお便りをね、読んでいきたいと思います! 」


そう言って、封筒を開けるテレビの中の人


「 ニックネーム、819さん!

ご相談です!私は最近好きな人に告白したのですが、振られてしまいました、、、失恋です

しかも初恋の人で、7年間も片想いしていた人です。

初めての事過ぎて、どうしたら立ち直れるのか分かりません。

立ち直り方を教えてくださいっ!! 」

「 というご相談ですね〜、、 」


✧月島
、、、


初恋、、、


最近知り合いがしているせいか、無意識に聞いてしまう


しかも振られてしまったそうだ


もしあいつも振られたら落ち込むだろうか


いや、あいつの性格だったら落ち込むな


そんな事を考えていると、こんな言葉が聞こえた



「 別に失恋しても良いんじゃないですか? 」

✧月島
、、!


月島も、そんなことを言うとは思ってもいなかったため、少し驚いた



「 だってそれも人生の一つの醍醐味!

失恋して、また恋をして、そしてまた失恋して、、、

そうやって経験は実戦とともに積み重なっていく。

そして、いつか、恋が叶って


「 あぁ、、あの時失恋したからこの人と出会えた 」


と思える時が来るんじゃないですか? 」


「 人生どんな事があるか分からない!!

だったら失恋したっていいじゃないですか!

失恋して、そこで恋を辞めるのか!

それとも新しい恋を探しに行くのか!

それは貴方の自由なんですよ!!

まあ私自身、励ましとか得意じゃないんでね、、笑

こんな事しか言えませんが!とにかく失恋を重く考えすぎない事!!

一つの"きっかけ"のように思えば良いんですよ! 」





はぁ、くだらない


じゃあ最初っから恋なんてしなければ良いのに










まさか、朝の放送番組で言っていたことがここで活きるとは思ってもいなかった


山口の事、励ますことが出来たのなら


たまにはくだらないことを聞くのも良いかもしれない

山口
ツ、、ツッ"キ"ーッ!!


泣きながら僕に抱き着こうする山口を僕は避けた


制服に鼻水付けられたらたまったもんじゃない

山口
いてっ、、
✧月島
で?調子は戻った訳?
山口
う、うんっ!!


また少し顔はぐちゃぐちゃだが、冷やせば問題無いだろう


そしてお互い立ち上がり、帰ろうとする

✧月島
部活無くて良かったね
山口
た、確かに、、


「 あはは、、 」と笑う山口


先程よりかはいい笑顔だ






そして歩きだした













































今日は次回予告オヤスミ、、




そして新作アンケートは明日結果出します!ちょっと忙しくなってきたので、投稿遅れるかもです!すいません!!

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