あなた「ごめん、もっかい言って?」
リクヲ「あなたは、えいちゃんのこと・・・好き?」
あなた「え・・・なにそれ」
りっくんから何を言われるか悶々としてたのに、りっくんの話したいことがまさかの ゙それ ゙?
あなた「私がえいちゃんのこと好きだと思ってる・・・の?」
リクヲ「そうじゃないって思いたいけど・・・、アバハウスに来てもえいちゃんとばっか話してて・・・。」
あなた「そんな・・・訳ないじゃん っ」
涙腺が緩んできた。
なにこれ・・・ っ。
涙が止まらない。
リクヲ「あなた・・・、ごめっ」
あなた「ごめん。もう帰るね」
私はりっくんの話を遮りアバハウスを出た。
りっくんは戸惑っていて私を止める素振りも、追いかける素振りもなかった。
ーエイジside
昨日の喧嘩からりっくんとは話していない。あれはどう考えたってりっくんが悪いだろ。
・・・最初は大好きな友達が俺の好きな人と付き合ったとしても喜ばしかった。りっくんなら幸せにしてくれそうだって。
でも今は違う。俺の方が大切に出来る、俺の方が幸せに出来るって思えて仕方ない。
そら「あ、今日、あなた来たから。」
エイジ「え?」
リビングに向かうと、ソファーに腰掛けたそらが言ってきた。
そら「今りっくんと話し合い中じゃね?」
エイジ「あっ、そう・・・。」
そらはきっと気づいてる。俺があなたのことを好きなことに。
そら「上手くいくといいな、な?」
エイジ「・・・だな」
ほら、そう言ってすぐに俺の反応を伺ってくる。
タタタタ ッ
そらと話していると、目を赤くしたあなたがリビングを走って通り抜け、家を出た。
俺はすぐに追いかけようとした。
そら「おい待てよ、りっくんの彼女だろ?」
そらにそう止められた。
でも泣いてる好きな女を放っておけない。
俺は少し立ち止まったが、すぐにあなたの後を追った。
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※りっくんの一人称を " 俺 "→" 僕 "に変えます












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。