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第2話

【怪談レストラン/お化けギャルソン】
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2020/10/31 08:52 更新
夢主→古椿の霊。怪談レストランのセルヴァーズ。
   子どもになったり大人になったりする。




《落花流水》




レストランが本日の営業を終了してから、私は店の隅に置かれているテーブルでうたた寝していた。
あなた
すー…すー…
化け猫
化け猫
可愛いにゃ~。
ほっぺプニプニ…柔らかいにゃあ♪
???
何してるんですか…?
化け猫
化け猫
にゃっ!?
あ、この声はドロちゃんかな…

何かいつもより声、低いけど…
化け猫
化け猫
にゃ………支配人………(汗)
お化けギャルソン
お化けギャルソン
化け猫…料理をつまみ食いするだけでなく、あなたにまでちょっかいを出すなんて…減給だけでは済みませんよ…(にっこり)
化け猫
化け猫
にゃー!?
ちょっと触っただけなのに酷いにゃ!
お化けギャルソン
お化けギャルソン
後片付けをサボっておいてよく言いますね。いいからさっさと皿を洗ってきなさい!
化け猫
化け猫
Σにゃー!
ドロちゃんの怒声が聞こえてから、化け猫の気配が遠ざかっていった。
お化けギャルソン
お化けギャルソン
あなた、貴女もいい加減起きなさい。
セルヴァーズの貴女がこんなところで寝るなんて無防備…いやいや、はしたないですよ。
あなた
………やだ………まだ寝る……
お化けギャルソン
お化けギャルソン
子どもの姿でそんなこと言わない。
完全に駄々っ子ですよ。
あ、そっか…
寝てる間に子どもの姿になっちゃってたんだ。
お化けギャルソン
お化けギャルソン
どうしても寝たいのなら自室へ行って寝なさい。
あなた
………ドロちゃん、おんぶ…。
お化けギャルソン
お化けギャルソン
貴女ねぇ…。
仕事中は支配人と呼びなさいよ。
あなた
仕事…終わった……。
お化けギャルソン
お化けギャルソン
…………はぁ。
ため息を吐かれて、さすがに怒られるかな、と思った瞬間、身体が勝手に宙に浮く感じがして、その後冷たくてふわふわした感触がした。
お化けギャルソン
お化けギャルソン
……今日だけ、ですからね。
あなた
ん。
お化けギャルソン
お化けギャルソン
それから…
部屋に戻ったら、『大人の姿で』甘えてもらいますからね…フフフ…。
私にだけ聞こえる声でそう囁かれて、少しだけ………恥ずかしかった。



後日、私をおんぶする支配人の姿はまるでお父さんみたいだった、なんて幽霊姉さんは言ってたけど。



~おまけ~
化け猫
化け猫
お義父さん、お嬢さんを僕にくださいにゃ!
お化けギャルソン
お化けギャルソン
おほほ……ぶん殴りますよ、馬鹿猫(怒)
化け猫
化け猫
ぎにゃ~~~~!!

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