流しながらお楽しみくださいラギルナは闇の力を纏わせた剣を白海に向けて振るう。
ラギルナは、自らの剣によって真っ二つになる白海を幻視した。
しかし……
剣は容易く躱される。
そして、白海からの腹パン。
その力は、神にも匹敵する。
それをもろに食らったラギルナの口から、血が吹き出る。
自身の状況が把握できていないラギルナ。
白海は、それを無表情で見つめる。
ラギルナが白海の足を掴んだ。
しかし……
白海は下半身を蛇の形にし、拘束から逃れたのだ。
混乱しているラギルナは、蛇のそれと化した白海の下半身で、思い切り横面を引っぱたかれた。
ラギルナも剣で防ごうとしたが、防げなかったのだ。
突進するラギルナを白海は躱し、ついでとまでにサーベルを取り出してラギルナに向けて構える。
そう思ったラギルナは、空中で身を翻し、サーベルを避けた。
白海から距離を取ったラギルナ。白海の様子を伺い、覚悟完了、とでも言うような表情を浮かべた。
『憤怒するものを。』
そう言った
ラギルナの雰囲気が
一気に
変 化 し た
全身に炎を纏い、白海に突進するラギルナ。
その雰囲気に流石の白海も気圧される。
ラギルナの闇魔法を至近距離で喰らい、白海の上半身が爆ぜた。
憤怒するものを切ったラギルナ。
その顔には、勝利への確信が浮かんでいた。しかし…
そこには、完全な蛇人間のようなクリーチャーの姿になった白海が居た。
そのクリーチャーの身体が大きくなり、上半身が人型となる。
そこには、無傷の白海が佇んでいた。
驚きのあまり硬直するラギルナの首に、白海がサーベルを打ち込んだ。
『1!』
『2!』
『3!』
『4!』
『5!』
『6!』
『7!』
『8!』
『9!』
音楽止めてね!

















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。