第48話

□10話【それぞれのはじまり】1/5P  登場人物/サボ、エース
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2026/03/10 13:53 更新
AnotherStoryアナザーストーリー闇夜の太陽やみよのたいよう:10/10話
10話【それぞれのはじまり】1/5P
46/50P┃2000字┃再投稿用変加筆済
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「そういえばサボなんの実を喰ったんだ?」 

キュロスさんの家でまったりとした優しい時間が流れている時に突然エースさんがつぶやいた言葉。

「……?……確かに………?」

その問いにここにいてまだ起きてる、サボさんもロビンさんもゾロさんもフランキーさんもみんな首をかしぐ。

犯人の私は帰宅後に倒れるように眠ったローくんが少しでも[安眠]ができるように、イタズラという名の尽力をこっそりとしてた。

すかさずコラさんに《サイレント》をかけてもらって、着替え終えた黒いモコモココートも借りて彼にかけてみている。

微妙に微笑む時があってカワイイ。

(ローくんは時々コラさんのモコモコみたいなのが付いているコートやパーカーを着てる。それも切ないんだけど、だからきっとこういうの好きなハズだよね!)


「あ───、忘れてました!えーと、すぐに教えます」

「やっぱりお前の仕業か、あなたのナマエ」

「まぁまぁ。悪いモノじゃないですよ」

「???」

いつぞやのルフィや[麦わら一味]がしてたみたいに、並んで首をかしげた姿が面白くてほのぼのする。

(今の時間ってホントに貴重……)

『絶対、寝ないんだ!!』と人知れずに誓いを立てて、ずっと愛用してる[映像電伝虫えいぞうでんでんむし]をそっと出した。

(実は[映像貝えいぞうがい]や[音貝オトガイ]などもいっぱい持ってるのさ!このオタクは[トリップ]後からコレクションしまくってますから!みんなの寝顔も完備!!)

「ふふふふふふ……」

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第10話【それぞれのはじまり】
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そんなこんなで、すっかり夜も更けた深夜に『そろそろ発たねェと面倒なコトになるから詳細は電伝虫でんでんむしで』と言っているサボさんにムリをお願いして時間をもらう。

立ち去りそうなところだったので、その辺の道端になったけど、遅い時間だから(もうすぐ明るくなりそう)人の気配を気にすることもなく話せるから安心。

なんだか当人よりも興味津々な感じのエースさんが私の後を着いて回っていたので、二人と話すように始める。


「で!なんなんだよ!?」

「お、落ち着いて下さい。今回のことを簡単にまとめますと………【元の内容】では『二年前の[頂上決戦]の時にエースが死んで 《メラメラの実》はドフラミンゴの仕掛けた罠で〈ドレスローザのコロシアムの優勝賞品〉になって二人が協力して、サボがその能力を引き継ぐ』と言うお話です。──ここまではイイですか?」

「ああ。そうだったな」

「確かにおれは《メラメラの実》を喰ったつもりでいたんだよ。でも『エースが生きていた』となると話は違くなるよな。どんな物も《悪魔の実あくまのみ》は同一の物は絶対に存在しないと言われている。ただコレも《火》だぜ?」

私達に指から火を出して見せるサボさん。エースさんも並んで同じ仕草をする。


「ふふっまた!もう止めて下さいよ。───サボさんがそう思うのは当然です。大事なことなのに説明不足ですみません。実は私の異世界能力に『欲しい能力を持った《悪魔の実あくまのみ》を存在させる』ってのがありまして…」

「ふむふむ」

「ですので、エースさんの救出後に元の流れや展開が大きく変化しないようにと《メラメラの実》に、そっくりな双子みたいなのを考えました。それが《エンエンの実》と言う名前の………炎の自然系の《悪魔の実あくまのみ》です」

「おれが喰ったアレは《炎》なのか!《火拳ひけん》が出せたから《メラメラ》を疑わなかったぜ。そういうことか、なるほどな!」

「こいつは《炎》かよ!おれより強えェんじゃねェだろうな」

全く正反対の表情と反応をする二人こそがなんだか双子みたいで面白い。

「全然大丈夫ですよ。二つの能力に差はありません。出ないように気をつけたので。………だけれどどんな《悪魔の実あくまのみ》も使い方や理解度次第と考えます。使用者の特性が結構強く反映してる感じですよね?エースさんも本質を考えていけば《マグマグ》にも負けないのでは?」

「ほんとかっ!?」

「えぇ、本当にそう思います」

目をキラキラさせて突っ込んできそうな勢いのエースさんを両手で阻止してたら、なにか思案してたサボさんが「なあ…」とつぶやく。



「あなたのナマエがさっき言ってたヤツってさ………『欲しい能力を持った《悪魔の実あくまのみ》を存在させる能力』ってかなりヤバくないか?そんなんがもし能力者のうりょくしゃ狩りをしてるアイツ等とか、悪用したい奴に知られたら……」

「だな。お前弱えんだろ?気をつけねェと」

「はい。でもかなりチートな能力なので、もちろん無限に使えるワケじゃないですよ」

「…じゃあもう使えないのか?…隠すなよ?」

「実のところ……あと一回、使えます」

「………やっぱりな。分かった。その話はおれの胸にしまっておくよ。エースもいいな?」

「おう!絶対ェ言わねェから、心配すんな」

この時の私は、自分のチートな能力を使うところに使ったコトで、能力達の出番は終った気がしていた。

だからか───そんなに重要性や危険性がある物だとは思っていなかったのだ。サボさんとエースさんにそういわれてもピンと来なくてわりとのんきに捉えてしまう。

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変加筆〔2024,01,23〕
変加筆〔2024,04,26〕
変加筆〔2024,05,23〕
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