第15話

第八話
182
2024/08/11 06:51
シグマ
ここ…は、
シグマ
(天空カジノ…)
シグマ
(いや、これも夢だな……)
シグマ
(私はさっきまで無限列車にいた、)
シグマ
(夢…だよな?)
シグマ
(……)
ス…ッ
シグマ
(これを…喉に突き刺せば……目が覚める…)
シグマ
(……誰かが来る前に早くやってしまおう…)
ザク…ッ
シグマ
ん…、
シグマ
(…夢から覚めれた……、それにしても…)
シグマ
(何で外なんだ?)
煉獄杏寿郎
何故手負いのものから狙うのか理解できない
シグマ
煉獄さん…と、誰…だ?
???
そこのツートンの青年も強そうだ
シグマ
私が?強い?……私は強くなんか…ない
???
まぁいい
シグマ
(いいのか…)
???
それで…何故狙うのか…それはな
???
話の邪魔になるかと思った…俺とお前と…そこのツートンの青年との
煉獄杏寿郎
君が俺たちと話をする?
煉獄杏寿郎
初対面だが俺はすでに君のことが嫌いだ
シグマ
私も……嫌い…かもしれない
???
そうか……俺も弱い人間が大嫌いだ
???
弱者を見ると虫唾が走る
煉獄杏寿郎
俺と君とでは物事の価値基準額違うようだ
???
そうかでは素晴らしい提案をしよう
???
お前も鬼にならないか?
煉獄杏寿郎
ならない
シグマ
なりたくない…私は…弱いが…鬼にはなりたくない
???
見ればわかるお前達の強さ
???
片方は柱だな?
???
もう片方は……何だろうな…言葉に言い表すことのできないような闘気…
???
どちらも至高の領域に近い
煉獄杏寿郎
俺は炎柱煉獄杏寿郎だ
猗窩座
俺は猗窩座
猗窩座
お前は?
シグマ
私はシグマ……ただの…凡人だ
猗窩座
凡人か……とてもそうには見えないが
猗窩座
杏寿郎、シグマ、何故お前達が至高の領域に踏み入れないのか教えてやろう
猗窩座
人間だからだ老いるからだ死ぬからだ
猗窩座
鬼になろう、杏寿郎、シグマ、そうすれば百年でも二百年でも鍛錬でし続けられる強くなれる
シグマ
……質問なんだが
シグマ
お前には私が煉獄さんのような人間に見えるのか、?
猗窩座
嗚呼、
シグマ
……それは、間違っている
猗窩座
…どういうことだ?
シグマ
…私は、……
シグマ
いや…いい、
煉獄杏寿郎
…、老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ
煉獄杏寿郎
老いるからこそ死ぬからこそ堪らなく愛おしく尊いのだ
煉獄杏寿郎
強さとは肉体に対してのみ使う言葉ではない
煉獄杏寿郎
この少年は弱くない、侮辱するな
煉獄杏寿郎
何度でも言おう
煉獄杏寿郎
君と俺とでは価値基準が違う
煉獄杏寿郎
俺は如何なる理由があろうとも、鬼にはならない
猗窩座
そうか
猗窩座
「破壊殺・羅針」
猗窩座
鬼にならないなら殺す
シグマ
…(さっきから思ってたけどフョードルに声が声がすごく似てるな…)
シグマ
炭治郎、その傷、…、!
竈門炭治郎
大丈夫だ…ちょっと刺されただけだから……
シグマ
刺されたら動けないよな……私は刺されたことはないが…まぁ……うん、
竈門炭治郎
シグマ
いや…今はやめとく…、これが終わったら…話す
竈門炭治郎
わかった……、?
終わり!今日は後もう二個くらい出します!おつわた!

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