数十分後
ショッピは売店でTシャツを買ってきてくれた
が、それはカップル用ペアルックTシャツだった

↑からのTシャツバージョン(イルカのイラスト付き)
ショッピの目もどこか死んでいる
(着替え終わりやした)
お互いの姿を見て固まる
心の中で葛藤するやつ
側からみたらバカップル
近くを通った親子の声が聞こえてくる
ショッピはあからさまに顔を赤くさせた
彼はポケットから手を出して自然と私の手を繋ぐ
そういうところ、大好きだ
目の前に広がる大きな水槽
そこには光に照らされ、幻想的に揺らめくクラゲがいた
ここはいわゆる穴場スポットだ
表通路ではなく、裏通路を使わなければ、辿り着けない
そのため、この大きな水槽の前にいるのは、私とショッピの2人だけだ
まっすぐと向けられた視線は、とても真剣だ
こういう時だけ素直になるのはほんとずるい
きらびやかに光る水槽は幻想的だ
まあ、塩ですか
その言葉で、私は幸せな気持ちから一気に目が覚めた
やめて、やめてよショッピ
今は幸せな気持ちに浸らせてよ
必死に目で訴えるも、伝わるはずがない
ショッピは私の口から出た名前に目を見開いた
もう、二度と出るはずのなかった名前に
久しぶりの更新ごめんなさい!!
リクエストも今日はおやすみです😭















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。