第44話

第44話 思いを胸に
316
2025/06/08 12:41 更新
おんりー
…あの
おんりー
スt…じゃなくてお母様、
スタリー
どうしたの?
おんりー
俺が守り神の家系ってことは分かったんですけど、
スタリー
ええ、そうね
おんりー
だとしたら何で俺がいなくなったことで木は破壊されたんですか?
スタリー
…というと?
おんりー
家系…って言えば血が繋がってたぼんさんやアドリー様が残ってるはずなのに、
スタリー
ああ、そういうことね
スタリー
これ、仕組みが中々難しくてね
スタリー
同じ家系でも守護者としての機能するしないがあってね…
おんりー
、というと?
スタリー
端的に言えば向き不向き。
スタリー
大体1つの家系で大抵の魔法が上手く扱える妖精は半々くらいで、たまたま生き残っていたメンバーがおんりーだったの。
おんりー
そう、だったんだ…
おんりー
……あれ、鳥?
スタリー
あぁ、伝書鳩ね
スタリー
神様からか、
___ポーション作成の妖精が今かなり遠くまで旅をしてるようでな…もしかしたら中々見つからんかもしれん。
とりあえず安定した生活をできるよう補助するように。
あと……もう片方の、なんだっけ?ライト?はとりあえず監視塔に入れておいたから気にするな。
スタリー
あぁ…
スタリー
…暫く帰れない可能性が高そうね、
おんりー
そうですか、
____余ってる物資はありませんか!!

使えなくなったガラクタでも構いません!!!!

ボロボロの紐でも何でもいいです!!!!

余り物を恵んで頂けませんか!!!
郷精
あれって王家の子供達よね、
郷精
なにしてるんだろう?
郷精
王家のくせして物資がないのか…?
郷精
私達だって大変なのに!!
ドズル_
っ、
想定はしていた。
物資が優先的に貰えるであろう王家が郷精から物資を譲り受ける…いや、徴収しようとしているふうに見えるのは当たり前だろう。
郷精
…物資が足りてないのですか?
1人の妖精が声をかけてきた。
ドズル_
いや、物資自体は足りてるのですが、
郷精
何か事情が、?
ドズル_
…はい、色々ありまして子供達は別で物資を集めることになってしまい、
郷精
聖なる妖精も心配ですもんね、
ドズル_
えっ、
郷精
応援してます。どうかご無事でありますように。
そう言って縄や布、僅かながら野菜を渡してくれた。
ドズル_
……本当に…ありがとうございます!!
全員余裕が無いはず。そんな中で無理を言っている王家に手を差し伸べてくれる妖精もいる。そう思うと尚更此処を守らなければ、おんりーを助け出さなければという気持ちになった。

プリ小説オーディオドラマ