エレベーター内は普段あたいたちが使っているのとほぼ変わらない
強いて言えば、中が広く、余裕で10人は入るぐらい
階は地下一階と、一階がある。どうやらさっきいたのは地下一階のようで、今は一階に向かっている
この世界でもでかいほうらしい。そりゃそうだ
しばらく乗っていると、一階についた
エレベーターの扉が開き、外へ出た
さっきとは違い、狭い空間。壁も床も天井も黒で、天井にはうっすいピンクのライトがつけられている
前を見ると外らしきの様子が見られるでかいガラスが張られている
あたいはその張られているガラスから外を見た
空は夜なのか黒。黒いビルに窓はピンクに光ってる。見てると目が痛くなる。空中には道路が浮いていて、その上に車が走ってる。まるで未来都市みたい
やはりここは別世界みたいだ
少し横へ進むと、階段があった
その階段をのぼると、アパートみたいに部屋が振り分けられている
部屋は3つあり、その中の真ん中の部屋を指した
そう説明してくれた
そうして、あたいはローゼの部屋に泊まることになった
ローゼの部屋のメンバーはローゼにあたい、ばにことねえすぁんになった
壁は真っ黒で、床は薄ピンクの木材。内装はピンクの衣服用の棚と薄ピンクの逆S字の棚がある
ベットは、フレームは黒で、シーツと布団はピンク。その隣にあるサイドテーブルは真っ黒
窓のカーテンも真っ黒
中心にはピンクの長方形のマットがあり、上には暗めのピンクの円形テーブルがある
真っ黒のデスクに椅子、PCがある。さらにその隣には全身が映る鏡がある
黒とピンクばっかで、そんなにピンクと黒が好きなんだろうか
ベットは一つしかないため、敷布団を用意してくれた
用意された敷布団は全体的に黒で、結構分厚めで、ふかふかそう。これで寝るとめっちゃ寝れると思う
用意した直後、ベットにドスっと座った
友達みたいに、親近感が沸く話し方をした
彼女は少し足を左右に動かした。小さい子供みたいだ
不思議そうに首を傾げて言った
ローゼはじっとあたいを見る
ネットとかではあるらしいけど、リアルになると色は黒とピンクばかりみたい。白もあるらしいが、安価ではないらしい
やはり別世界であるのか、環境もあたいたちとは違うみたい
そんな珍しいことなのか、一気に身をこちらに乗り出し、目を輝かせた。危うくそのままベットから落ちそうなぐらい

それから、ローゼは淡々と説明し始めた
まず、ローゼは「カイド」といういわゆる情報屋に所属しているらしい。その中でも、情報チームとスパイチームに別れているとのこと
情報チームは、物事の噂や情報を調べ、得た情報を売ってるらしい
スパイチームはデバイスからでは調べられないことを、実際に潜入して情報を得るらしい
ローゼはスパイチームに入っているらしい
ローゼの動きが少し止まる
気にすんなって感じで軽く手を仰いでいる
そんな風に楽しく会話をし、その後、天国の神々しい光を浴びたかのように、心地よく寝た
それから、ロサードの部屋まで案内してもらった
内装は、ベットは灰色のマットレス、黒い布団の上にはピンクのブランケットが敷かれている
ベットの横方向には黒く、でっかい棚があり、中には本がぎっしり詰め込まれている。これが一番目につきやすいと思う
白く、壁が無く、骨組みしかないスッキリしている衣服入れがある
真ん中には灰色の四角形のマットがあり、上には長方形のテーブルが二つ合わせて置かれている
その横には真っ黒のデスクと椅子がある
全体的に見るとシンプルな内装だが、色が黒とピンクしかない
それから、みんなが寝るために敷布団を敷くことになった
ロサードが俺たちの分の敷布団を用意してくれてる
俺も運ぶって言ったが、「一人で出来る」と言われてしまった。運んでるときの顔が若干歪んでるきーしたのは気のせいだろうか
床一面に敷布団が敷かれている。敷布団は黒、枕はピンクで、見るだけでふかふかなのが分かる
ひと段落したとこで、布団の上であかいが話しかけた
速攻寝ようとしたところで話しかけられたのかなのか、ロサードは不機嫌そうな顔をした
なんか上から目線でムカつく
ロサードが眉を歪ませ、目を細めた
(あー、普通はそんな反応するんだったか)
あかいを睨み返すように目を細めた
言い方が怪しすぎる。多分何か隠してる
ただベットに座り足組んでずっと俺らを見つめてる。その姿はまるで銅像みたいでピクりもしない。頑な感じで、これは聞き出すのが難しそう
全部の返答が「言わん」しかならないぐらい堅い。とにかく堅い。せめて違う返答しないかい
さっきまでがっちり固定されてたような体勢が、ほんの少しつま先が動いた
その言葉でロサードの顔が一気に歪んだ。さっき微かに呟いた言葉から、こいつのプライドに傷でもついたのか
あかいが布団にもぐったのにも関わらず、ずっとベットに居座っていた
10秒後、その様子を布団からチラっとあかいが見た
ロサードのギュインと槍のような視線をあかいに向けられる
口をキュっと結び、また銅像のように固まった
頑固だったり簡単に傷ついたり、ハッキリ言ってめんどくさい奴だ。子供みたい
そう言ってやっても頑なに話そうとしない
そのとき...
壁の向こうから、女の子の声が聞こえた。確かローゼって言うんだっけな
ロサードの頭が思いっ切りうつむいた
諦めたのか、ロサードはゆっくり目を閉じ、ゆっくり目を開けて話し始めた
あんなに苦労して聞き出した結果、マジで素っ気ない説明だった。そしてそのまま布団にもぐって寝てしまった。だが、ロサードが何者かは分かった
そんなところで、俺らも就寝した─
続く...
動画
前半
後半












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!