第7話

『休日のオフのサプライズ〜なんといっても甘いものでしょ』
7
2024/12/15 01:09 更新
「休日のサプライズ」

穏やかな日差しが差し込む昼下がり。「Eternal」のメンバーたちは久々にそろって休日を過ごしていた。スケジュールに追われる日々の中、今日は唯一のオフ。「何をするか」なんて細かい計画も立てず、みんなでのんびりすることに決めていた。
凌(Ryo)
凌(Ryo)
なぁ、なあ、俺さ、行ってみたいカフェがあるんだけど!
凌(Ryo)がソファに寝転びながら唐突に言い出した。
薫(KAORU)
薫(KAORU)
カフェ〜?
薫(KAORU)
薫(KAORU)
珍しいんじゃね?凌がそういうとこ気にするなんて
凌(Ryo)
凌(Ryo)
俺だって気になることはあるんだけど
柊(Syu)
柊(Syu)
確かに、凌がカフェに行くイメージなかったな
凌(Ryo)
凌(Ryo)
いや、映える感じでさ、SNSとかで見て、ずっと気になってたんだよね。
柊(Syu)
柊(Syu)
凌って映え気にするんだ……
凌(Ryo)
凌(Ryo)
柊は俺のことなんだと思ってるの!
央(AKIRA)
央(AKIRA)
まぁ、いいんじゃないか?近場なら。
央(AKIRA)は微笑みながら、コーヒーを一口飲んだ。
凌(Ryo)
凌(Ryo)
よっしゃ!
薫(KAORU)
薫(KAORU)
行きましょうよ!俺も甘いもの食べたい気分だし!
柊(Syu)
柊(Syu)
実は薫も甘いものが好きなんじゃない?
ほどなくして、メンバー全員でカフェに向かうことに。凌が熱心に調べたカフェは、緑あふれる小道の先にあった。木のぬくもりを感じるインテリアに、スイーツが並ぶショーケースが目を引く落ち着いた雰囲気の店内。
凌(Ryo)
凌(Ryo)
うわ、マジでオシャレじゃん!
凌は目を輝かせ、メニューを手に取った。

それぞれ注文を済ませ、待っている間にメンバーたちは雑談を始める。日常の些細なことから、次のステージについての話まで、笑い声が絶えなかった。

しかし、そんな彼らを見つめる視線があった。カフェの隅の席で、数人の女性がざわざわと小声で話しているのが聞こえてきた。
「…え、もしかして、『Eternal』の…?」
「本物?やばい、どうしよう、声かけたいけど…。」

気づいた薫が小声で言った。
薫(KAORU)
薫(KAORU)
ファンの人じゃない?どうする?
眞(MAKOTO)
眞(MAKOTO)
せっかくだから、写真くらい撮ってあげたら?
眞が言うと、柊が軽くため息をついた。
柊(Syu)
柊(Syu)
でも、こういう場所じゃ、目立ちすぎないほうがいいかも。
央(AKIRA)
央(AKIRA)
俺が話してくるよ。
央が穏やかな声で提案する。

しかし、そこにいた凌が立ち上がり、女性たちに近づいて行った。
凌(Ryo)
凌(Ryo)
こんにちは〜、もしかして俺たちのフアン?
突然の声掛けに、女性たちは驚きつつも「はい!応援してます!」と笑顔で答えた。
凌(Ryo)
凌(Ryo)
もし迷惑じゃなければ、少しだけお話ししませんか?
凌の自然な対応に、女性たちは緊張を解き、短いながらも和やかな会話が生まれた。
テーブルに戻った凌に、薫が苦笑しながら言った。
薫(KAORU)
薫(KAORU)
お前、休みの日なのにファンサービスしすぎじゃない?
凌(Ryo)
凌(Ryo)
だって、応援してくれてる人たちには感謝しないとな!
凌は笑顔で答える。
央(AKIRA)
央(AKIRA)
まぁ、凌らしいといえば凌らしいな
央はその様子を微笑みながら見守っていた。

休日のカフェでのひととき。それは、「Eternal」のメンバーたちがファンとの距離を感じさせない、心温まるエピソードとして心に残る出来事となった。

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