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ガヤガヤ…
『…?』(タッ…
【着いたところは食堂.】
瑠花「…私ソイラテってお願いしたんだけど。」
佳織「え…そうだったの。」
女子2人「…」
佳織「ごめん、買い直してくる…」
瑠花「もうお昼終わっちゃうじゃない!」
瑠花「早くしてよね💢」
佳織「うん…w」
『…(けんくんどこ行ったの?)』(キョロキョロ…
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瑠花「ああなた!」
『…?』
瑠花「一緒にランチどう?(*^^*)」
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『、うん(*^^*)』
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瑠花「あ…そこ空いてるから座って。」(佳織の席.)
『コクッ…』
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佳織「…」(椅子にあった鞄を持って去る.)
『、。』
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『(座る)』
けんくん「ねぇ〜なんでなにもいわないの?」
『…』
けんくん「ねぇ〜!」
『静かに…』
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瑠花「え?」
瑠花「何?」
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けんくん「このいじわるおんなっ!(*`ω´*)」
『いやっ…なにも…』
けんくん「このっこのっこのっ!💢」
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〜家〜
ピンポーン
『…?』
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『(覗き穴を確認する.)』
コンッコンッ
『ハァ…』
コンッコンッコンッコンッコンッ
『…』
【ドアを開ける.】
.
お母さん「あなた…!」
『ちょ…』
.
お母さん「はぁ〜…」(座る.)
『ねぇお母さんまたお酒飲んでるの…?』
お母さん「それより…ちょちょちょっと聞いて、。」
『うん…、?』
お母さん「近頃、不思議なことが起こっててさ。」
『…?』
お母さん「なぜか…」
お母さん「お金がどんどん消えんのよぉ〜…」
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『、…』
.
お母さん「だから少しお金貸してくんない?🙏」
『、お酒に使ってるだけでしょ…』
お母さん「ねぇお願いっ…!」
お母さん「あんたバイトで結構貯めてんでしょ?」
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『えぇ…』
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私は仕方なく鞄から財布を取り出した.
そして5000円札を渡そうとした.
が…
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『あっ…』
お母さん「やっぱりあるじゃない…!」
お母さんに一万円札を取られてしまった.
お母さん「借りるね。」
と言って帰ってしまった.
『……ハァ…』
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〜夜〜
『…』
けんくん「そんなにおちこまなくてもいいんじゃない、?」
『、ほっといて…』
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けんくん「ほっとけないっていうか…」
けんくん「"だからけんがいるっていうか…、"」
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『、。』
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けんくん「まぁ、」
けんくん「こんなひもあるよ!げんきだして?」
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『……ありがと。』
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けんくん「えへへっ💛」
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『…(*^^*)』
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。