第5話

やさしい【虎杖悠二】
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2026/01/24 14:59 更新
バッグ持とうか?
あなた
いや、いいよ
彼女に持たせるのはダメだろ?
あなた
でも、
俺が持ちたいの!



そう言って私のバッグを持つ虎杖くん

君はやさしいね。

やさしい君が好きだから告白した。運命の人は君しかいないと思った。


あなた
ありがとう



悠二くんはやさしいから暇を縫って私とデートしてくれる。

疲れてるはずなのに。

俺が行きたいの!なんて言っていろんなとこに連れ出されてきた。

でもね、


!!
あなた
,,,また術霊?



私は術霊が見えない。だから何が起こってるとか何もわからない。

でも一つだけわかることがあるの。それはね、


…ごめん
あなた
いいよ。行ってきなよ
あなた
「人助け」なんでしょ?



『術霊が出たら虎杖くんがいなくなっちゃうの』。

きみはやさしいから。少しでも人助けがしたいんでしょう?

きみはやさしいから、彼女の私を置いてでも人を助けに行くの。

でも私はやさしくないから、虎杖くんに行ってほしくないの。


ほんと、ごめん.....



なによ。泣かないでよ。

早く「人助け」してきてよ。私の前からいなくなってよ。

そんな顔でこっちを見ないでよ。そんな申し訳なさそうな顔しないでよ。

そんな、謝らないでよ…。

気づいたら目から大粒の涙が出てて、一人で泣きじゃくってた。

あんな顔されたら私が、…私が悪いみたいじゃん。

あんなにいなくなってほしかったのに、いざいなくなられると寂しくて。

最初のころはこんなことなかったのに。最初のころは.....!

今更過去のことを思い出したって気持ちは変わらないの。












次の日、私のメールに「虎杖くん」という人物はいなかった。







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