めうちゃんと別れて一人で歩いていると、自然とそんな感情が溢れた。
……最近会ってなかったから油断してた…。
まさか、友達が言ってた"友達"が真莉だったなんて…。
有佐真莉………通常真莉は、私の"元"友人だった。
小学校、中学校が同じで、仲も良かったんだよね。
……せっかくだし、私の愚痴、少し聞いていって。
中学時代、私と真莉は友達だった。
だから、同じ高校に行くことが決まってからも仲良くしよう、そう約束したんだ。
…ちなみに、この約束をした人はもう一人いる。
…こんな感じで喋る量も多い方だったんだ。
ちなみにもう一人は…
若草萌香。
萌香とは小学生の頃から仲良しで、よく家にお邪魔したりもしていた。
……そのくらい、充実していた。
ところがある日、そんな幸せはだんだんと色あせていったんだ。
高校に入って1ヶ月がたつ頃ぐらいから、2人との会話はだんだんとなくなっていった。
他校の子と合わせて4人で登校していたのに、連絡もなしに乗る電車を変え始めた。
結果……私だけが仲間外れになった。
他校の子とは未だに同じ電車だけど……なんでこうなったかは本当に分からない。
ある日突然、日常は終わりを迎えた___
こんな感じ。
部活も同じだったのに段々と来なくなって……会話が完全に消えた。
しかも……私だけを仲間外れにして。
それから色々とあって……まぁ、これは萌香のことだからまた今度にするけど……私たちの縁は切れてしまった。
だから、もう決めたんだよね……私は誰も信じないって。
信じても捨てられる運命にあるのなら、はじめから信じなきゃいい。
……こんなこと考えてるなんて、当事者たちは思ってもいないんだろうけど。
まだ可能性があるかもって思ってしまう私は……本当に救いようのないヤツだよね。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。