第7話

story6 整理のつかない自殺願望
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2025/04/17 13:00 更新
ガチャッ……
ひかり、おかえり。早かったね
ひかり
…………
………? ひかり……?
ひかり
……あ、ただいま(^^)
……? おかえり
ひかり
うん
それだけ返事をし、そそくさと部屋へ向かう。

……いけない、親を無視するところだった。
ひかり
……私、余裕なさすぎでしょ
真莉に会ったくらいでこんな……。
ひかり
ほんと、馬鹿すぎ……
あっちはどうせ何も気にしてないんだから、私だってすぐに忘れればいいのに。
頭の中ではそう思っても、なかなか性格は変えられないみたいで。
なんの根拠もなく…………いや、やっぱり私が悪いのかな……。
当時言われた言葉が頭の中を掻き乱す。





…………もう、無理かも。

死にたい…………死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたいっ…………。




…………今、このカッターで胸を突き刺せば……死ねたりする…………?それとも……下から包丁でも持ってくる……?


……せっかくのハレブタイなのだから、血みどろになって、原型も留めないほどに肉をえぐって……見るに堪えないモノになりたい。
人生に一度しかない『死』なんだから……私の好きなように死にたい。

…………多分、カッターや包丁1本じゃ駄目だ。
でも…………他人に迷惑をかけずに死にたい気持ちもある。
一番手っ取り早いのは…………事故死。
こんなこと言ったら祟られるのは分かる。でも…………
ひかり
もう、限界なんだよ…………ッ
…………駄目だ、今日は何も考えられない。
頭の中には『死にたい』という感情しか残っていない。
なんの準備もせずにいきなり自殺に走ったら…………失敗しかねない。

……こんなんじゃ、いつまでたっても死ねないな。



…………カシャン
ひかり
あ……………
手が、震えてる……。
……私、こんなに深く切ってたっけ……?
無意識のうちに腕を切っていたらしく、床には血溜まりができていた。
…………やば、布引いてなかった……。

慌てて立ち上がると、貧血のせいか目眩がした。
う……気持ち、悪い…………。

そのまま倒れ込んで、動けなくなる。
目もチカチカして、脈の動きも普通じゃない。
これ、普通に死ぬかも……。

呑気にそんなことを思う私に呆れる。
…………いいや、もう。

矛盾した考えの中、私は意識を飛ばした。

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